自閉症の息子が生きた5年間の軌跡

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

自閉症の息子の数字の理解に感心した母【発達障害児育児】

ハルの笑顔はヒマワリの花に来ていただきありがとうございます。

 ハルママです。 

ハルの好きだった数字のお話です。    

haru-sun.hatenablog.com

 2010年11月14日(日)3歳5ヶ月 

家での様子 

〇〇体育館の前を通った時、何か催し物をしてそうだったので行ってみました。

 「ふれあい人権フェスタ」をしていたので、いろいろと見て回っていると、自閉症協会のブースで、1~10までの数字カードがあり、ハルは釘付けになってしまいました。

 持って帰っても良いと言っていただいたので、いただいて帰りました。

 

 家に帰ると、早速床に並べていました。 

ただ単に1~10まで並べるのかと思いきや、59⇒58⇒57と二桁の数字位を作り、数を減らしてました。

 51まで来ると、0のカードはなかったので、どうするのかと見ていました。

 そうすると、49⇒48と十の位を減らすことができていることに驚きました。

 このままだと、このカードばかりで遊んでしまうので、寝ている間に隠しておきました。

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私は、ハルには数字は一切教えていませんでした。

それなのに、二桁の数字を作り、しかも順に減らしていき、さらに十の位の関係性も知っていることに驚きました。

ちなみに、療育園では文字や数字を教えてくれることはないので、どこで知ったのかがわからないのです。

 このカードを隠してしまっても、特に問題はありませんでした。

この時期よりもう少し後になりますが、電卓をテーブルの上に置いて片付け忘れていたとき、ハルは、一生懸命数字を打っていました。

990⇒991⇒992・・・・と。 

そして、999のあとは、もちろん1000と打っていました。

 おそらく、2歳離れたお兄ちゃんも、当時はこんなことはわかっていなかったかもしれません。

 だからと言って、ハルが数に関して天才なわけもなく・・・

この数字は、何に役立つの?

 と、いつも思っていました。

自閉症児は、環境変化に過敏で苦手だから、数字や文字のような変化のないものに興味を抱くことがよくあると聞きます。

でも、数字や文字を覚えることができても、意味を理解することは苦手なんですよね

この頃の私は、「数字ばかりでなく、生きる力を付けてほしいな」といつも思っていました。