ハルの笑顔はヒマワリの花

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

息子ハルの5年間の様子を紹介しています
気になるカテゴリーの画像をクリックしてくださいね

長期休み中、きょうだい児は親子教室に連れて行っても良いのか?【発達障害児育児】

https://cdn.user.blog.st-hatena.com/default_entry_og_image/113890265/1514186473232505

私の息子のハルは、自閉症と診断されていました。1歳10ヶ月~2歳9ヶ月まで親子教室に通っていました。今回はハルが親子教室に通っていた頃の話を紹介します。

 

水遊びが好きな息子は海も好きだった

ハルが通っていた親子教室では夏になると水遊びが始まります。水が大好きなハルは、大喜び。

当時、親子教室内で一番月齢が低かったハルですが、そんなことはお構いなしに、1番元気に遊んでいました。

親子教室が海遊びになる日もありました。ハルは海へは行ったことがなかったので、どんな風になるか楽しみでした。

私の予想としては、水は好きだけど、初めてだから海には入らず、ずっと砂浜で遊んでいるのではないかな、思っていました。

それでも、私も一応水着を持ち、浮き輪(ドーナツ型ではなく、股の部分があり落ちなくなっているもの)も持って行きました。

砂浜でいつものように朝の集まりをして、海に入りました。結局ハルは、怖がることなく海に入って行きました。波打ち際でバシャバシャと遊んでいるかと思ったら、いきなり走り始めたので、

海でもやっぱり走るのか

と若干テンションが下がりましたが、ハルはおかまいなし。走っていたと思ったら、急に海の方へ歩き出し、だんだん深いところへ。当然ですが、プールと違って、深くなるのがわかっていません。私は慌てて、浮き輪に乗せ少し深いところへ行ってみました。

 

そうすると、すごく嬉しそうに体を前後に動かし前に進もうとしていました。スイスイと海の中を移動するハルは、まるで自分で泳いでいるかのように自慢気でした。

結局、ずっと海に入りっぱなしでした。手のひらはシワっしわ。.

はじめての海は、とても楽しかったようです。

 

夏休み中、きょうだい児はどうする?

月に10回位通うことができる親子教室には、幼稚園や小学校のような夏休みはなく、お盆期間中だけお休みでした。

では、幼稚園・保育園・学校に通うきょうだいが夏休み中は、親子教室に通えないのでしょうか?

もちろん、親子教室によってことなるでしょうが、ハルが通っていた親子教室は長期休暇中は、きょうだい児も一緒に通っていました。

そして、我が家もそうでした。発達がゆっくりな子な通う親子教室に、健常児が一緒に行っても、つまらないと思いますか?

いえいえ、そんなことはありません。

幼稚園に入園したてのお兄ちゃんは、ペープサートを使ったお話も手遊びも喜んでいました。手遊びは、お兄ちゃんやお姉ちゃんにも覚えてもらって、みんなでやるのもいいですよね。

そして、きょうだい児も一緒に行くメリットは他にもあります。

それは他のお友達のきょうだい児も来るからです。

歳が近い子がいると、いつの間にかお友達になっています。

小さい頃は、きょうだい児としての悩みを話すことはありませんが、大きくなった時、悩みを打ち明ける同世代の友人がいるのといないのとでは、きょうだい児の心の負担も違ってくると思います。

きょうだいの会というのもあるくらい、きょうだいのフォローも必要なんですよね。

通っている子どもたちだけではなく、きょうだい児にも優しい親子教室がいいですよね。