発達障害児と問題行動について~解決するには何をする?~
発達障害を抱えているお子さんをお持ちの親御さんの中には、問題行動に悩まされている方も多いともいます。
じっとしてられない
こだわりが強い
自傷行為
他傷行為
パニック
他にもたくさんあると思います。
ハルは、じっとしてることができませんでしたが、私は特に問題行動だとは思ったことはありませんでした。
親子教室に通っていた頃は、まだ2歳でしたし、健常児でもじっとしてるのは難しいと思っていたのもあるかもしれません。
でも、これが小学生で、授業中立って教室内をウロウロすると、問題行動と取られるかもしれないですね。
問題行動には理由がある
「問題行動には理由がある」これは、親子教室での発達の学習会でも教えていただきました。
例えば、お友達に噛み付いてしまうとしましょう。
問題行動をやめさせる事ばかりに気が行き過ぎて「噛んではいけません!」と叱ったところで、改善されないと思います。
なぜなら、根本的な原因が解決されていないからです。
例えば、A君がB君に噛み付いてしまった。
そこで、「お友達を噛ではいけません!」と叱ったところで、また同じことが繰り返されると思います。
この時に、なぜA君はB君を噛んでしまったのかを考えるのが大切なんですよね。
どんな状況だったか?
何度もお友達を噛んでしまうのであれば、
相手は同じか?
また別か?
その後の様子など。
問題行動は、生きづらさを感じている子ども達から発せられているサインなんですよね。
何かを訴えたいけど、言葉が出ないから噛んでしまったり、叩いたりしてしまう。
きっと、子ども達は何かを伝えたがっているのですよね。
そうは言っても、なかなかそれが何のサインを示しているかを知るのは難しいですよね。
考えてもわからないときは、私は先生に聞くようにしました。
先生はたくさんの子ども達を見てきています。そして、客観的に見ることができます。
いつも相談できる人がいるのは、とても大切なことですよね。
息子の問題行動は2階の窓から出ようとすること
ハルの場合は、じっとしてないのはいいとして、見過ごすことができない問題行動がありました。
窓を開けることです。1階の窓ならいいのですが、2階の窓でした。長男のトイレに付き合っていて、リビングに戻ると、ハルの姿がありませんでした。
慌てて捜すと、2階の窓を開けて、窓の外に備え付けてあるプランターを置く台でハイハイをしていました。
一瞬にして血の気が引きました。
台はハルの体重ぐらいでは落ないとは思うのですが、立ち上がったりしてバランスを崩して落ちたら・・・と考えると恐ろしくなりました。
すぐにホームセンターに行き、補助の鍵を購入しました。
少し前まで窓の鍵を開けることはできなかったから油断していたら、いつの間にかできるようになっていたようです。
補助の鍵を付けるようになってからは、開けることができないことがわかったのか、窓に近づくことはなくなりました。
窓に関わらず、玄関の鍵を掛け忘れて出て行っていたとかは、よく聞く話なので、みなさんもお気を付けてください。
「はいれーぬ」を窓に取り付けると、窓がロックされているのでクレセントを外しただけでは窓を開けることはできません。
商品のレールの長さが約10㎝あるたえ、完全に窓を閉めるだけではなく、少し窓を開けることができます。在宅中、窓を開けて空気を入れ換えたいときにはいいですよね。
窓に設置したら、子どもが窓を開けるのを防止できます。
本体を窓枠やドアの枠に取り付け、マグネットセンサーを窓やドアに取り付けます。
本体からマグネットセンサーが1㎝以上離れたらアラームが鳴ります。
電池式なので、配線工事不要。本体・マグネットセンサーは両面テープで簡単に取り付けることができます。
センサーのON/OFFも簡単に切り換えることができます。