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自閉症の息子が生きた5年間の軌跡

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

待機児童がいるのに2歳児で療育園に通うことが決定したことが意味すること

地域によって異なりますが、療育園の待機児童はいます。
出生数に比べて、療育園が明らかに足りていない地域もあります。
療育園が少ないのなら、公立の保育園でフォローしてくれたら良いのですが、それもなかなかできていないのが現状ではないでしょうか。

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ハルは2歳児(年々少)で療育園に入園することが決まりましたが、その代わり、ハルより年上のお友達が待機になってしまいました。親子教室で一緒に過ごしてきたお友達だったので、そのお友達のことを考えると複雑な気持ちでした。
私が、
「生まれ月で決めずに、本当に療育が必要な子が通えるようにしてください」とうるさいことを言ってしまったから
「あのうるさい母親の子を入れておかないとクレーム入るぞ」
とか言われていたから入園できたのではないか?などと思ったりもしました。でも、結局は、2歳児から毎日の療育が必要なくらい重い障がいであるという判定を下されたということです。

 

これに気付いた時、かなりショックでした。一つ年上の子達よりも優先しないといけない子なんだ。自分が思っているよりも障がいが重いのかもしれないと感じるようになっていました。たしかに、親子教室に通っている子ども達を見ても、ハルより年上の子がほとんどとは言え、
言葉が全く出ていない子の方が少なかったと思います。そこから考えても、ハルは障がい児の中でも重い方に入るのですよね。私は、大学病院でハルが自閉症と診断され数ヶ月で、障がい受容ができたと思っていました。
しかし、障がいの重さまでは受容できていなかったのです。
おそらく、親子教室に通っているときは、無意識のうちに周りの子と比べていたのかもしれません。
もし、療育園に入園できず次の年も親子教室に通っていたら、周りの子とハルを比べて苦しんでいたかもしれません。
今となっては、ただでさえ発達がゆっくりと言われている状態なのに、周りと比べるなんて、なんてバカなんだろうと思いますが、当時は障がいは持っている子の中では軽い方でいて欲しいという願いがあったのでしょう。最近特にたくさんの方に読んでいただいているようで、とても嬉しいです。
悩んでいる方の気持ちが少しでも和らぐような記事を書きたいのですが、
なかなか難しいですね。
でも、私にできることはあると信じて、頑張っていきたいと思います。