自閉症の息子が生きた5年間の軌跡

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

「やめて!!」と止めますか?お子さんが泥んこ遊びをし始めた時の対応

みなさんのお子さんは、泥んこ遊びは好きですか?
中には、感覚過敏で汚れることが嫌なお子さんもいらっしゃるかもしれませんね。
ハルは泥んこ遊びが大好きでした。
家でいるなら思う存分泥んこ遊びをさせてあげるのですが、この時ばかりは躊躇しました。
みなさんなら、どうしますか?
 

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「やめて!」と言うか、そのまま遊ばせてあげるか?

まだまだ寒い3月のある親子教室の日。

その日は、いつもの親子教室の場所ではなく、市内の体育館で行われました。準備が出来た子から、近くの公園へ。

その日は、雨上がりでした。

公園には大きな水たまりがありました。
 
すごく、嫌な予感。
 
はい、予感的中。


ハルは、水たまりにまっしぐら。
他のお友達がすべり台、ブランコなどで遊んでいる中、泥んこ遊びを始めてしまいました。
ハルが泥んこ遊びをしていると、他のお友達も寄ってくるのですが、お母さんに
「汚れるからやめて!滑り台にいこう」
と連れられていきました。
「ハル、滑り台に行こうよ」
「ブランコしよう」
と誘うも、空振り。
どんどん泥んこになるハルは、とても楽しそうだったので、
「着替えもあるし、もういいか」
と半分諦めました。
そのうちハルは、座り込み本格的に泥遊びを始めました。
もう、完全に諦めました。
さすがに一緒に泥んこ遊びはできないので、見守っていました。
親子教室の先生も、ハルが泥んこで遊んでいるのを見て、
「ハルちゃん!泥んこやん!」
「楽しそうやな!」
と一緒に遊んでくれました。
 

泥んこになることを許すお母さんは珍しい?

この「親子教室泥んこ事件」を何年も経ってから親子教室の先生(現在は療育園の園長先生)に、私の対応を褒めてもらいました。
 
「なかなかあそこまで泥んこになることを許すお母さんはいないのよ。
いつもお母さん(私)は、ハルちゃんがやることを後からじっと見守っているよね。
あの光景を見たとき、『ハルちゃんのお母さん、さすがやな』と思ったのよ。
ハルちゃんが、楽しいことをよくわかってあげることができてるよね。だから、ハルちゃんはすごく伸びるだろうなって思ったのよ。」

 

こんな感じのことを言っていただきました。
子育てをしていて、褒められることなんてなかったので、嬉しかったです。
でも、私は、ただただ、ハルを他の遊具に導くことができなかっただけのですがね・・・。
そして、一度泥んこになったものだから、諦めただけなのですがね・・・。
みなさんなら、同じ状況ならどうしますか?
水たまりを避ける方が多いかもしれませんね。
私の実家は農家で、小さい頃からよく田んぼで遊んでいたので、泥んこになって遊ぶのが好きでした。
だから、子どもたちが楽しそうに泥んこ遊びをしているのを見ると、「汚れるからやめて!」より、「洗濯したらいいだけだからいいか」と思い、止めることはしませんでした。
そのことを褒めてくれたのは、私を育ててくれた母のことを褒めてくれたようで嬉しいです。
と言っても、泥んこ遊びをさせたくても、汚れるのが苦手なお子さんもいらっしゃるかもしれませんね。
親子教室にも、汚れるのが苦手なお子さんがいましたが、少しずつですが気にならないようになっている子もいました。
汚れも気にせず遊ぶことができたら、嬉しいですよね。
少し長い道のりかもしれませんが、前には進むので見守っていくことができたらいいですね。