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自閉症の息子が生きた5年間の軌跡

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

「入園おめでとう!」療育園に入園することは「めでたい」ことなのか?

ハルの通っていた療育園(たいよう園(仮)の定員は31名。

前年度卒園した人数分だけ新たに入園できました。

 卒園した人数が少なかった次の年は、入園できる人数も少なくなる。

 ハルが入園した時は、

 4歳児(年中)4人

 3歳児(年少)7人

 2歳児(年々少)1人

 の12人でした。

 もちろん、2歳児はハルだけです。

 

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ハルが入園した時に5歳児(年長)さんに2歳児から通っているお子さんがいたのですが、当時は、待機児童がいなく、年度途中に入園したとのことでした。

 つまり、待機児童が出てから2歳児で入園するのはハルが初めてだったようです。

 入園式は賑やかなものでした。

 

 賑やかと言ったら聞こえは良いですが、まぁドタバタしていました(笑)

そして、タイトルの「療育園の入園は、めでたいことなのか?」ですが、ハルが入園した時も、「入園おめでとう!」と言われたと思うのです。

 本来なら障害も抱えていなく、幼稚園や保育園に通っていたはずなのに・・・。

と考えてしまうと、「どこがめでたいねん」と思ってしまいます。

確かに、「もし、障害を抱えてなければ」といった「たら・れば」で考えると、全くめでたくないですよね。

でも、目の前の我が子は、障害を抱えている。

それは、どう転んでも変わらない。

それならば、現状を考えたら、療育園に入園でき、毎日療育を受けることができるのは、やはり「めでたい」ことなんだろう。

いろいろな想いはありましたが、受け入れていこうと決めました。

障害を抱えた子を育てるには、何度も葛藤し、様々なことを徐々に受容していかなくてはいけないことを実感しました

辛いことではあるけども、目の前の我が子には罪はない。

一番しんどい思いをしているのは、子ども自身。

それでも、毎日少しずつ成長している。

もう成長なんてしないと思っていた私でさえ、母親として、人として成長している。

ハルがいたお陰で知ることができた世界は、なかなか大変な世界だけど、それでも前を向いて頑張っていこうと思った入園式でした。