読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

自閉症の息子が生きた5年間の軌跡

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

自閉症という診断が下ってから半年、2度目の大学病院受診へ

自閉症という診断と障害受容

ハルは、親子教室に通っている時に大学病院を受診し、自閉症と診断されました。

 それから半年。

 2回目の受診の時期が近づいていました。

 ハルの通っていた療育園では、病院を受診する際、希望すれば園での様子を書いた情報提供書を作成してくれます。

 私も情報提供書を希望していたのですが、何らかの手違いでハルのカバンに入っていませんでした。

 そのことを園に連絡すると、届けに先生が来てくださいました。

 ハルを抱っこして玄関まで行ったのですが、先生の顔を見るなり、やはりしかめっ面をし拒否反応。

f:id:harukunmama:20151222220146j:plain

 

 

 家の中に入りたがりました。

 園に連れて行かれると思ったのかもしれないですね。

 でも、しっかり先生の顔は覚えているのだなと少し感心しました。

 そして、2回目の大学病院受診。

 病院に行くこと自体は、特に嫌がることはありませんでした。

 病院という認識があるのかはわかりませんが・・・。

 予約と言っても、なかなかの待ち時間。

 小児科の辺りをウロウロしながら時間を潰しました。

 呼ばれて診察室へ・・・と思ったら、まずは診察室の外でどのような行動をとるかを観察されました。

 小児科にはいくつかの診察室があり、各診察室のドアの上に書かれている数字を見て回る。

 ストレッチャーを見つけて触ってみる。

 他の診察室のドアを開けてみようとする。

 こんな感じでした。

 そして、診察室での診察。

f:id:harukunmama:20160108084922g:plain

 今回の診察は、4月からの進路についての確認と療育園に通えなかった時の方針の確認のためだったので、療育園に通うことができるようになったことを伝えると、

 「よかったね~」

 と言ってくださいました。

 朝、私と離れる時の様子、帰りのバスで私の顔が見えたときに笑顔になることなどを伝えました。 

先生からの情報提供書も読んでくださり、

 「ペースに乗ってきているので、このまま様子を見ましょう」

 と言われました。

 次回は、半年後の予定。

 ハルが自閉症と診断されてからの半年は、目まぐるしいものでした。

 療育手帳や特別児童扶養手当の申請や、療育園に入園するための面接など・・・そして、親子教室を卒業し療育園に入園。

 親子教室に通い始めた頃は、こんなふうになるとは思ってもいませんでした。

 でも、きっとハルにとってこれが最良の道だと思い、進んでいました。

 とにかく、毎日必死に生きていました。

未熟な私を育ててくれたのは、きっと息子たちです。