ハルの笑顔はヒマワリの花

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

息子ハルの5年間の様子を紹介しています
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療育園の家庭訪問の目的は、子どもの普段の様子を見ること

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ハルの通っていた療育園では、毎年家庭訪問がありました。

 小学校の家庭訪問みたいに玄関先で10分ほどで終わるものではありません。 子供の普段の様子を見るのが目的なので、先生たちの滞在時間は30分以上。

 家庭訪問週間は、半日保育ということもあり、ハルはきっと喜んでいたことでしょう。(話せないのでわかりませんが・・・)

 しかし、予想もしなかった事態が起こりました。

  なぜか、家に園の先生が来た!!

 園長先生とグループの担任の先生が来てくださったのですが、ハルは固まってしまいました。 まるで「なんでこの人達がここにいるんだよ」と言いたげでした。

 でも、園に連れて行かれてしまうのではないかといった危機感はなかったようで、泣くことはありませんでした。

初めての家庭訪問の様子

家庭訪問中は、リビングのイスにちょこんと座り、おとなしくしていたハル。

先生から

いつも、おうちではこんな感じですか?

 と聞かれ、 

いいえ、いつもは走り回っています

 そんな会話をしたのを覚えています。

 

 初めての家庭訪問で、家での様子を聞いていただき、療育園での様子を教えていただき、どのような違いがあるかを話しました。 やっぱりまだまだ、療育園では普段の様子とは違うようでした。 そりゃそうですよね。 何もわからず通い始めて、まだ2ヶ月弱。

 自分を出すにはまだ時間がかかりそうです。

 でも、給食も少しずつではありますが、食べる量も増えてきて、お昼寝もして、元気に過ごすことができているのなら、良いかなと思っていました。