みなさんのお子さんは、絵本が好きですか??
ハルは、1歳半くらいの時期は、全く絵本に興味を示しませんでした。
親子教室時代は、先生が読んでくださる絵本をじっと見ていました。
しかし、家で読んであげても、ページをどんどんめくるばかりで、まともに読んであげることはできませんでした。
たとえば、
ぞうくんのさんぽなら
最初のページ
きょうはいいてんき
ぞうくんはごきげん
高速でページをめくる
最後のページ
みんなごきげん
きょうはいいてんき
おしまい
こんな感じです。
おそらく、「うちの子も同じ!!」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そして、療育園に入園してからのお話。
療育園と家庭を繋ぐ連絡ノートより
2010年6月5日(土)
おうちより
本屋さんに行ったとき、「でてこい でてこい」を見つけると、
離そうとしなかったので、購入しました。
ハルは、家に帰ってから、声を出しながら読んでいました。
へび→ニョロニョロ
うさぎ→ピョーン ピョーンなど。
ハルの後ろに回って、読んであげると、
もっと読んでと手を引っ張ってきて本を持たせ、
私の口元を押さえるようにして訴えてきました。
「でてこい でてこい」は、親子教室時代によく先生が読んでくださっていた絵本です。
もちろん療育園でも読んでくださいます。
親子教室や療育園では、「でてこい でてこい」の絵本は、リズムをつけて読んでくださるので、ハルも体を揺らしながら読んでいました。
簡単にしか書いていませんが、1歳半~3歳までの間にこのような変化がありました。
健常のお子さんなら、静かに座って絵本の読み聞かせを聞いてくれるかもしれませんね。
そんなことをハルに望んでもしかたがないので、私はハルのペースでいいやと思っていました。
あと、この連絡ノートの中での
ハルの後ろに回って、読んであげると、もっと読んでと手を引っ張ってきて本を持たせ、私の口元を押さえるようにして訴えてきました。
この部分。
クレーン現象ですね。
こうやって自分で指差しをして、して欲しいもの、取って欲しいものを要求するのではなく、他人の手をつかんで、目的の場所に連れて行ったり、欲しいものを取らせようとする。
自分の手を使わず、他人の手をクレーンのように動かすことから 「クレーン現象」と呼ばれています。