自閉症の息子が生きた5年間の軌跡

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

初めての場所が苦手な子の現在は・・・?

ハルの笑顔はヒマワリの花に来ていただきありがとうございます。

 ハルママです。

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 ハルが通っていた療育園では、月に数回親子保育があります。

 その親子保育には、きょうだいがいても参加はできません。

 それなら、未就園児のきょうだいがいる場合はどうするのか??

 「きょうだい保育」があるのです。

 親子保育中、きょうだいは別室で、保育士さんとボランティアさんが見てくれます。

 そのボランティアさんは、卒園生のお母さん達です。

 これってすごいと思いませんか?

 お子さんが卒園しても、園のために来てくれるお母さんたちがたくさんいるんです。

 きょうだい保育は、保護者会で集まるプレハブで行われます。

 普段は、未就園児さんばかりなのですが・・・

 春休みなどの長期休暇になると・・・

 幼稚園に・保育園に通っている子、小学生も、きょうだい保育に預けることができます。

 私も、長男を夏休みに預けたのですが・・・

 長男は、初めての場所が苦手。

 幼稚園の入園式でも、新入園児100人くらい中で1人大泣きしていました。

 その時、教頭先生が、

  「泣いているということは、これからお母さんと離れるということがわかっているということですよ。安心して、お任せ下さい

 と言ってくださいました。

 この言葉をかけてくれた瞬間、「この幼稚園を選んでよかった」と思いました。

 話は戻しまして、長男は、こんな感じだったので、初めてのきょうだい保育での母子分離が心配でした。

 私と離れる時、今にも溢れそうな涙を我慢していました。

 その切なそうな顔は、今でも忘れられません。

 でも、決して泣きませんでした。

 

その日の連絡ノート 

 

 2010年7月21日(水)長男 4歳11ヶ月

 初めてのきょうだい保育は、シャボン玉をしたり、バッタを見つけることができて、

 楽しかったようです。

ありがとうございました。

 知らない場所が苦手で、今までは私と離れる時は泣いてしまっていましたが、

 今日は泣かずに頑張れました。

 お兄ちゃんの成長を感じました。

  

このきょうだい保育で出会ったお友達とは、今でも仲良しです。

 もちろん、療育園に通っているハルのお友達とも仲良しですよ。

 きょうだい同士の繋がりがある療育園も少ないのではないでしょうか。

 

 小学生くらいなら一緒に遊ぶだけでしょうが、中学生くらいになったら、

  お互いに障害を抱えた兄弟姉妹に対する悩みを打ち明けることができる存在になればいいですよね。

 

 初めての場所が苦手だった長男の現在

幼稚園の入園式で大泣きした長男。

現在は小学4年生。10歳になりました。

幼稚園に通い始めてから、スイミングも習い始めたのですが、1日目は大泣きしました。

今は、初めての場所だろうが、初対面の人だろうが物怖じせずにいることができるようになっています。

年齢的にも成長してきて、泣かないようになってきていたのかもしれませんが、

私の分析によると・・・ターニングポイントは小学校受験だと思います。

小学校受験は、知らないお友達と一緒に遊んだり、描画をしたり、考察をすることも必要となるので、長男にとっては苦手なことばかりでした。

その苦手なことも徐々に馴れていき、その結果、誰とでも話すことができるようになりました。

今では、先生に「ちょっと、静かにしてようか」と注意されるくらいになっています。