ハルの笑顔はヒマワリの花

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

息子ハルの5年間の様子を紹介しています
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自閉症児は空気を読めないわけじゃない!【発達障害児育児】

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私の息子のハルは、1歳半検診で発達の遅れを指摘され親子教室に通っていました。そして2歳半頃自閉症と診断され、2歳10ヶ月から療育園に通っていました。

今回はハルが3歳3ヶ月の頃に起きた家族に対する問題行動についてを紹介したいと思います。

 

 お兄ちゃんが持っているものに興味を示す

 お兄ちゃんが持っていたポケモンの本が気になったのか、お兄ちゃんを追い掛け回していました。 お兄ちゃんに「ダメ!」と言われると、泣きながら付いていっていました。 お兄ちゃんが折れて、貸してあげると、納得して泣き止み見ていました。

  

 お兄ちゃんの持っているものが羨ましいんでしょうね。 お兄ちゃんは、貸してあげた後、大丈夫でしたか?

お兄ちゃんに対する問題行動

 床に放ってあったお兄ちゃんの幼稚園の帽子をお兄ちゃんに被せていました。
最近、お兄ちゃんに興味が出てきたことは良い事だと思うのですが、 昨日、お兄ちゃんの肩を噛んでしまいました。 
叱っても、全く理解できておらず、笑っているので、どうしたらよいかわからないです。

  

 お兄ちゃんのことも好きになり、色んな形で関わりが増えているようですね。 
その一つに「噛む」ことも出てきたとのこと。 
ハルくんの関わりたい気持ちは受け入れながら、 でも、噛むのは間違った関わりで、 相手は痛いということをしっかり目を見て伝えることを繰り返していくことが大切だと思います。

 自閉症児に対して本気で叱ったらわかってくれる

兄を噛んだり、父親のメガネを投げたり、祖父に頭突きをしたりすることもありました。 兄、父、祖父は、「ハル!やめて!」と言っても、 おそらく顔が本気で怒っていないんですよね。声は怒っているけど、本気では怒っていないと感じるのでしょうね。

だから、繰り返す。

 でも、私には本気で怒られるから、1回しただけでやりませんでした。自閉症の子って空気を読めないとか言われますが、ちゃんと読んでるんですよね。

やめてくれるまで、時間がかかるかもしれませんが、本気でダメだということを伝えることで、必ず伝わると思います。