ハルの笑顔はヒマワリの花

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

息子ハルの5年間の様子を紹介しています
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幼稚園の運動会の練習の音に隣の学校の児童1人が困っていても、対処なんてしてくれないのが普通なのか?

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ハルの笑顔はヒマワリの花に来ていただきありがとうございます。

 ハルママです。

 結構前の話なのですが、ママ友から、ある人の相談に乗ってあげて欲しいと言われました。 

 運動会のかけっこの練習のピストルの音

 ある人とは、ママ友のママ友で、発達障害を抱えた息子さん(小学5年)のお母さんでした。 

そのお母さんの息子さん(A君とします)の学校の隣には、私立幼稚園が建っていて、

 運動会前になると、幼稚園でも練習が始まります。

 それが問題なのです。

かけっこの練習をするのはいいのですが、毎回スタートのピストルを鳴らすらしいのです。 

A君は、聴覚過敏で、ピストルの音が嫌で、耳ふさぎをしてしまいます。

 そうなると授業どころではなくなります。

学校側から、幼稚園に

 「ピストルを鳴らすのは、本番だけにしてもらえないか」

 とお願いをしてくれたらしいのですが、幼稚園側はこれを拒否。

えっ、なんで拒否するのよ。

1人の子供のため、しかも自分のところの園児ではない子が困っていても、知ったことじゃないってこと?

これが、公立の幼稚園だったら、管轄の市にでも言ったらどうにかなるかもしれないけど、私立だからどうにもならないのかな。

 お母さんももう諦めているようで、自分で話をする気はなさそう・・・。

 どうにかしてあげたいけど、住んでいるところが遠いので、協力してあげることもできず、歯がゆいです。

この幼稚園の対応は、普通なのでしょうか。

そりゃ、保育方針もあるでしょうが・・・でも、運動会の練習で毎回ピストルを鳴らすというのもどうかと思いますが・・・。

子どものための施設なんだから、隣の学校の子どもたちにも優しくあってほしいですね。 

実は、ハルも、耳ふさぎをしていました。

 でもちょっと変わっていて・・・その頃の様子を療育園の連絡ノートを元に紹介します(連絡ノートの説明はこちらから⇒ハルの笑顔はヒマワリの花【ブログ説明】

耳ふさぎの理由は??

 1週間前くらいから、何かの拍子に耳をふさぐ仕草します。 大きな音、甲高い音などではなさそうです。

  

 先週、園でも少し見られました。リズム中、着替えの時、保育士が手遊びの歌を歌った時など、 決まった音ではないですが、時々あります。

   

そうなんです。

決まった音ではないけど、耳をふさいでいました。

結局、ある音が嫌なのではなく、耳をふさぐことで音の変化を楽しんでいるのではないか?

という結論に至りました。

 自閉症の子どもって、視覚優位な子が多いと言われていますよね。

 ハルも視覚優位でした。

 そしたら、聴覚劣位なはずなのに、どうして耳ふさぎをする子がいるのでしょう。

視覚優位なら、聴覚は敏感ではないのでは? って思われるかもしれませんね。

言葉の発達の遅れで、耳から入ってくる情報を理解する力が弱いのは確かですが、それと聴覚の過敏さは、別の物になるらしいです。

生活の中で、耳をふさいでしまうのは、聴覚が過敏で、音を聞き分けることがうまくできないからなのかもしれませんね。

 友達のお子さんが小学校に入学してから、イヤマフを利用するようになっていました。

 実際付けると、周りの話し声もかなり小さくなり、耳ふさぎがひどい時には、試してみる価値はありますよね。