初めての糸電話~お兄ちゃんへの興味~【自閉症児育児】
私の息子のハルは2歳半頃、自閉症と診断されました。そして、2歳10ヶ月から療育園に通い始めました。今回は、ハルが3歳半頃のお話です。
ハルと糸電話をした時の様子、2歳離れたお兄ちゃんとの関係を療育園と家庭を繋ぐ連絡ノートに書いていた内容から紹介したいと思います。連絡ノートの説明はこちらから→ハルの笑顔はヒマワリの花【ブログ説明
初めての糸電話の様子
お兄ちゃんが糸電話を作って一緒に遊んでいると、ハルも「何?何?」といった表情で寄って来ました。
ハルは、お兄ちゃんの真似をして、紙コップを耳にあてていました。声が聞こえてくるのが楽しいようで、じっと耳にあてていました。
ちょっと面白いですよね。ハルは3歳半の頃はまだ言葉も出ていなかったし、コミュニケーションも取りづらかったです。しかし、療育を受けることによって、少しづつ誰かの真似をしてみたりして人に興味を持ち始めているようでした。
もし、糸電話で遊んだことがなくて、反応を見てみたい方は、ぜひ試してみてくださいね。
「ちょうだい」って手を出しているのに!!
お兄ちゃんが食べていたお菓子が欲しくて、「ちょうだい」と手を出していましたが、お兄ちゃんがくれなかったので、私の手を引いて、お兄ちゃんからもらうように手のひらをお兄ちゃんの方に向けていました。
自分でどうにもならない時は、お母さんに「手伝って、助けて」の姿が増えて来ましたね。
自閉症児だって弟は要領が良い?
お兄ちゃんは、ハルとは1歳9カ月離れています。当時は、幼稚園の年中さん。
まだまだ譲ることが難しい時期ですよね。
ハルが無理矢理奪いに行くかと思いきや、私に助けを求めに来ました。
ハルは、弟であるのもあってか、結構要領が良いのです。食べたいお菓子があったら、お兄ちゃんがよそ見をしている間に、全部口の中に入れてしまうくらい。
そして、お兄ちゃんが、泣く。こんな構図がよく見られました。
園でも、植えているいちごを後ろ手に採って、先生が見ていない間に口に入れていたことがあったそうです。まぁ、もぐもぐしているからばれるんですけどね。
しかも、ちゃんと熟れているのを選んで食べていたそうです。
食べ物に関するエピソードは、たくさんあるので、少しずつ書いていこうと思います。