子どもが行方不明になった時の対策【発達障害児育児】
少し前に、息子(ハルの兄)と歩いていたら、あるお母さんとお子さんに遭遇しました。そのお母さんは、えらく慌てている様子で、
すみません!!このあたりで、この子(そのお母さんが連れていたお子さん)くらいの男の子見かけませんでしたか?
と聞かれました。
そのお子さんは、4,5歳くらいでした。
こんなことを聞かれたら、みなさんならどう思いますか?
どこかに行ってしまったんだろうな。って思うと思います。
私もそう思いました。それと同時に
あっ、もしかしたら何らかの障害を抱えているのかもしれない
と思いました。 だから咄嗟に、
そのお子さんは、自分のお名前とかは言えますか?
と聞いていました。そうすると
いえ・・・あまり言葉が出ていないので・・・
と言いにくそうに話してくれまいた。
そうか・・・やはり、発達がゆっくりなんだな。このあたりは、車の通りもあるし、線路も近い。一刻も早く見つけてあげないと!!
以下、ハルママとお母さんの会話
警察には連絡しましたか?
いえ、その子のお母さんも捜しているんで・・・
いや、ここは車の通りもあるし、線路も近いです。お母さん達二人で捜すには限界があるから、すぐにでも警察に連絡した方がいいですよ。もしものことが起きてからではおそいですから
わかりました。ありがとうございます
その後、気にはなっていたのですが、なかなかそのお母さんとお会いすることはなく、1週間後くらいに会った時に、
この前は、ありがとうございました。あれからすぐに警察に連絡しました。結局、スーパーにいるところを見つけることができました
と嬉しい報告をいただきホッとしました。
みなさんも、目を離したすきにお子さんが出て行ったりして、近くに大きな道路、線路、川、池等があるならば、すぐにでも警察に連絡をした方が良いと思います。
そんな大事にしたくない
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、命を落としてからでは遅いです。
ハルと同じ療育園に通っていたお子さんも、夜、お母さんが目を離したすきに外に出てしまったことがありました。
線路も近いし、田んぼが多くて溝もたくさんある地域でした。
そのお母さんは、警察に連絡をし、近所の人たちにも助けを求めました。
お子さんは、田んぼの脇の溝にはまってしまい、動けなくなっているところを見つけられました。
その時、警察の方から、「これだけ近所の方が協力して探してくれるのは素晴らしいですね」と言われたそうです。
普段から近所の方とコミュニケショーンを取っておくのも大切ですね。
できれば、自閉症であることをお話しておく方が良いですよね。
こういった行方不明になった時だけではなく、災害時にも手を貸してくれるかもしれません。
なかなか近所の方に話すには勇気が必要かもしれませんが、可能であればやってみてくださいね。