弟を亡くした兄の気持ちは、親が思う以上にあたたかい
長男が小学校2年生の時に「おさるのバス」といって作っていました。 そんな長男もこの春(2019年)中学2年生になりました。弟を亡くして7年が経とうとしています。 今回は、弟を亡くしたお兄ちゃんの気持ちについて書こうと思います。
亡くした弟への思い
ハルの月命日には一緒にお墓参りに行きます。 いつも、お兄ちゃんは、
ハルちゃんはここ(お墓)にいないけどね
と言います。 「千の風になって」みたいですよね。 これは、「お墓にはいなくて、僕の近くにいてくれている」という思いからの言葉です。 ハルが亡くなってすぐの頃から、お兄ちゃんは
ハルちゃんは、僕のランドセルを下から上げてくれるから、重たくない
今日は、音楽室にいたよ
と話してくれました。
きっと、今でも、お兄ちゃんのことを見守っていてくれているんでしょうね。
ハルが亡くなってすぐに、同じ療育園に通っていたお友達にその子のお母さんが
ハルちゃんは、お星様になったんだよ
と話してくれたそうです。
そうすると、そのお友達は
違う!!ハルくんは、おひさまになったの!!
と言ってくれたそうです。
それをお兄ちゃんに話すと
太陽だったら、僕が学校に行ってる間、ずっと見てくれてるね
と言いました。
そうか、太陽だとお昼はずっと出ているから、見守ってくれているだな。
そういう考え方ができるようになってるんだなと感心しました。
そして、お兄ちゃんにとってハルは、大きな存在なんだなと感じました。
これからも、ハルのことをたくさん話してあげることが大切なのかもしれないですね。