自閉症の息子が生きた5年間の軌跡

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

文字へのこだわりも、ここまでいったらすごいよね【自閉症児育児】

1歳半検診で指差しができなかったハル。

指差し以外もできないことはたくさんありましたが・・・。

 療育園に入園して1年が経った頃の様子。

 

  2011年3月31日(木)

 療育園の連絡ノートより

  アンパンマンのカレンダーを見つけ、嬉しそうに眺めていました。

 そして、私のところにきて、キャラクターを指差し、私の顔をじっと見ました。

 おそらくキャラクターの名前を言って欲しいんだろうなと思い、言ってあげると嬉しそうにしていました。

 

 そして、また違うキャラクターを指差していました。

  

 2011年4月1日(金)

 お兄ちゃんが持っているポケモンの下敷き(アルファベットが載っています)が気になるようで、お兄ちゃんの目を盗んでは見ています。

 お兄ちゃんに見つかったら、叱られると思っているのかな・・・。

 外に置いている箱に書かれたアルファベットを 

A→I の逆順(I→H→G→F→E→D→C→B→A)に指差し、読んでほしそうにしていました。 

Gを読んであげると、次のFが書かれた箱に走っていきます。

  ・

  私が自閉症の息子にかなわないと思ったこと

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自閉症のお子さんは、環境の変化に過敏で苦手だから、変化のない文字に興味を示すとも言われます。 

カレンダー、時刻表、数字、ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベットなど・・・。

 ハルの場合は、数字とアルファベットでした。

 文字は覚えることができるけど、これは記号としての認識であり、意味を理解しているわけではありません。 

例えば、1~10まで数え上げることができても、りんごを3つ というのは理解ができない。 

私は、数字を記号としてだけ認識するのではなく、意味も理解して欲しいと思っていました。 

だからといって、ハルに教え込ませようとしても無理なので、何もしていませんでした。 

でも、普段から

 「ハル、ラムネを3つちょうだい」

 「1こ、2こ、3こ」

 と声掛けをしていたら、自分の大好きな数字はこうやって使うものなのか!と理解してくれたようで、1桁の数字の理解はできるようになりました。

 あと、アルファベットは、なぜかいつも逆順に読み上げていました。

 これ、すごいと思いませんか?

 私はすらすらと逆順では読み上げることはできません(笑)

 これはハルにはかないませんでした。

 

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