自閉症の息子が生きた5年間の軌跡

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

言葉が出ていない子に絵カードは必須なのか?【自閉症児育児】

私たちには、五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)があります。

自閉症の人は、この五感の一部が敏感だったり、逆に鈍感だったりすることがあると言われています。

 聴覚に敏感な人は、大きな音が苦手で耳塞ぎをしたり、痛みに鈍感な人は、怪我をしていても痛みを感じにくかったり。

ハルの場合は、どれかの感覚が極端に敏感だったり鈍感だったりということはありませんでした。

しかし、聴覚より視覚優位なのは、自閉症ならではでしょうね。

ハルのような視覚優位で、言葉による理解が苦手な子には、やはり視覚から情報を入れてあげると良いですよね。 

例えば、絵や具体物を使ってアプローチをするなど。  

ハルの笑顔はヒマワリの花【ブログ説明】

 2011年4月19日(火)

3歳10ヶ月

数日前、私(母)が花の匂いをかいでいるのを見て、ハルも真似をしていました。

そして、今朝家を出たらすぐに花のところに走って行き、鼻に顔を近づけて、においをかいでいました。

  

f:id:harukunmama:20160209084840j:plain

この頃のハルは、まだまだ言葉による理解は難しく、でも、人がやっていることに対して興味を持ち始めていた頃です。

ですから、私が花のにおいをかいでいるのを見て、「何をしているんだろう」と興味を持ってくれ、真似をしてくれました。

 そして、その花から甘いいい匂いがしていていたので、後日、自ら花のにおいをかぎに行っていました。

「この花、いい匂いがするよ」と言っても理解できませんが、実際に見せてあげることによって真似をして、1つ経験が増えました。

もし、その花が薔薇であれば、触ったら痛いという経験もできるかもしれませんね。

私は、ハルに絵カードで言葉を教えたことがありませんでした。

絵カードを使ったほうが、語彙は増えたのもしれませんが、もっと言葉に深みを持たせてあげたかったので、できるだけ実際の物を見せてあげるようにしていました。

絵カードでしか教えることができない物であれば、絵カードを使うのが良いと思いますが、具体物を見せることができるのであれば、見せてあげる方が、良いですよね。      

 それは、障がい児だろうが健常児だろうが同じです。