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自閉症の息子が生きた5年間の軌跡

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

お散歩コースを覚えているので、近道を許してくれない【自閉症児育児】

ハルが通っていた療育園では、療育園と家庭を繋ぐ連絡ノートがあり、在園中は毎日その日の食事の内容や様子を書かなくてはいけませんでした。

 当時は、本当に面倒くさかったのですが、ハルが亡くなった今では、この連絡ノートは、私の宝物です。 

日常の些細なことって、時が過ぎると忘れてしまいますが、連絡ノートを見ると、その時の様子が蘇ってくるのです。

ハルの笑顔はヒマワリの花【ブログ説明】にブログの説明を書いています。

 今回は、お散歩のエピソード。

  

 2011年5月7日(土)

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夕方、お散歩に行きました。

 ハルは三輪車、お兄ちゃんは自転車で。

何度も自転車の後ろに乗って走ったことがある道だったので、自分でハンドルを操作して行きたい方へ進んでいました。

途中、近道をしようとしても許してくれず、1時間近く散歩しました。

 散歩の途中で犬を見つけると、「ワンワンワワーン」と犬のおまわりさんのフレーズを歌っていました。  

 

 2011年5月8日(日)

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自転車に乗ってお買いものにいこうとしたのですが、三輪車を出してきて、こぎ始めました。

 三輪車から下ろそうとしてもハンドルを離さなかったので、必死に降ろしました。

 自転車の後ろに乗せると、おとなしく座ってくれました。

 

 ハルは、道をよく覚えていました。

 このようにお散歩で通った道は住宅街の中を通っていたので、少し複雑ではあったのですが、ちゃんと覚えていました。

 やはり視覚優位だからでしょうか。 

大嫌いな歯医者さんの近くを通る時なんかは大変でした。 自転車の後ろに乗せていたら、暴れだすのですから。  

でも、なんだかんだ言って、こんなお散歩も楽しいんですよね。 

「ハルちゃん、こっち行こうよ~」なんて言いながら・・・。

 お兄ちゃんも、長くお散歩したいので「いいやん、ハルちゃんが行きたいところに行こう」なんて妙にハルに理解を示しているし。 

 最終的には、「急いでないし、まぁいいか」に落ち着きます。

  ひたすら走り続けてしまって、帰れなくなるなら困りますが、ちゃんとお散歩コース通りに走ってくれ、最終的に家に到着するので、付き合えるのかもしれませんね。  

こうやってお散歩のことを書いていると、最近お散歩していないことに気付きました。  

ハルがいた頃やお兄ちゃんが小さな頃は近所をお散歩したり、歩いてお買いものに行ったりしていましたが、お兄ちゃんも10歳になってお散歩という年齢でもなくなってしまいました。  

でも、たまにはハルの話や何気ないことを話しながら、お散歩してみようかな。    

 おすすめの靴

 

ハルもお兄ちゃんもイフミーの靴を履いていました。まだ靴を自分で履くことができない子には、履かせやすい靴がいいですよね。そして、自分で履こうとし始めた時も履きやすい。

マジックテープが2つ付いているので、小さいお子さんには難しいかもしれませんね。でも、マジックテープを外したり、付けたりするのは、指先を使うので、発達にはとてもいいと思います。