クッキングで療育~失敗しにくい豆腐入り白玉団子のつくり方~
私の息子のハル2歳半で自閉症を診断され、療育園に通っていました。
今回は、療育園でのクッキングのお話を紹介したいと思います。
療育園のクラス分けはどうやってするの?
ハルが通っていた療育園では、年齢ごとにグループ分け(クラス分け)をしていました。療育園によっては、発達段階ごとにグループ分けをしている場合もあるかもしれませんね。ハルが通っていた療育園の方針は、発達段階は違っても、5歳は5歳。来年は就学を迎えるのは発達段階に関わらず同じ。その年齢ごとの生活をさせてあげないといけないという考えです。
今回は、3歳児、4歳児、5歳児それぞれの療育園での活動を紹介します。(白玉団子の作り方は最後に紹介しています)
療育園の活動はこんな感じ
ハルが通っていた療育園では、療育園と家庭をつなぐ連絡ノートがあります。(連絡ノートの説明はこちら→ハルの笑顔はヒマワリの花【ブログ説明】 )
連絡ノートには、園での様子を書いてくれるのですが、保育士さんが時間がない時は、全体の様子を書いたプリントを配布してくれます。
3歳児
〇〇〇〇コースへお散歩に行きました。溝に葉っぱを流したり、よーいどんで走って遊びました。また、くっつきむしを見つけてお友達や保育士にくっつけに行って遊ぶ子もいました。お地蔵さんのところに行く階段の途中でお茶を飲んで休憩し、園に帰ってきました。
4歳児
〇〇〇〇コースへお散歩に行きました。外はとても暑かったのですが、みんなお散歩に出れることがとっても嬉しそう。溝に葉っぱを流して追いかけたり、浅い溝の水がとっても気持ちよさそうで、思わず靴のまま足を入れようとする子や、手で水を触ったり、保育士が水をかけると気持ち良さそうにしていたり、みんなでのんびりお散歩を楽しみました。
5歳児
クッキングでカレーを作りました。みんな集中して野菜を切って、切り終わると一人ずつ自分が切った野菜を鍋に入れ、炒めました。お湯を入れ、煮えるのを待っている間は中庭で水遊びをしました。中には、カレーが気になって外に行かず、クッキングの片付けを手伝いながら鍋をジーッと見つけている子も。そのあとは、カレールーを加えて、完成!先生たちもみんな一緒にみんなでカレーを食べました。自分ダチで作ったということもあり。みんないつもよりたくさん食べていました。
発達障害を抱えている子もクッキング
ハルが通っていた療育園では、お散歩、描画、リズムなどと並んで、クッキングをすることがあります。
発達障害を抱えた子ども達にとって、手順がはっきりとしている料理は、療育としても良いそうです。
作り方を学ぶ、色、匂い、触感などの五感を刺激するからだそうです。
料理は、材料、道具を揃えたり、片付けたりと、様々なことをしなくてはいけません。いろんな作業があるので大変なのですが、自分たちで作った料理を食べるのは、嬉しいですよね。
普段食べない子も食べたり、いつもよりたくさん食べるそうです。
発達障害を抱えたお子さんの親御さんの中には、「手先が不器用で料理なんてできない」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。でも、何も難しいことをしなくてもいいんです。玉ねぎの皮をむくとか、材料を混ぜるとかをやってみるのもいいと思います。是非、チャレンジしてみてくださいね。(家でやると、片付けが大変なんですけどね)
白玉だんごの作り方
親子教室や療育園でも作った白玉だんごの作り方をご紹介します。白玉だんごを作る時って、白玉団子に少しずつ水を入れて混ぜ、耳たぶくらいの柔らかさになるようにしますよね。でも、子どもと一緒に作ると、少しずつ水を入れることがなかなかできず、水を入れすぎてビチャビチャになってしまうこともあると思います。水を入れすぎても、布巾などで濾して、水分を除けば使えますが、面倒なんですよね。ということで、失敗しにくい白玉だんごの作り方を紹介します!!
材料(約40個)
白玉粉・・・・・・・200g
絹ごし豆腐・・・・・・200g
作り方
①ボウルに白玉粉と絹ごし豆腐を全て入れて混ぜる
②耳たぶくらいの固さになったら、ひとまとめにする
③鍋に水をたっぷり入れておく
④別のボウルに氷水を入れておく
⑤②を手で丸めて直径2~3cmの団子を作って茹でる
⑥沈んでいた団子が浮いてきたら取り出して④の水で冷やして完成!!
この白玉団子は、水で作るより固くなりにくいんです。是非お試しを!!