マーブルチョコを〇〇に入れるとめっちゃ危険!!噴出し注意!
私の息子のハルは、2歳半で自閉症と診断されました。5歳の誕生日の直前に亡くなったのですが、言葉は単語程度でした。
言葉によるコミュニケーションは難しかったのですが、2歳10ヶ月から療育園(児童発達支援センター)に通園するようになって、さまざまな成長を見ることができました。
今回は、ハルが3歳頃のお菓子にまつわるエピソードを療育園の連絡ノートを元に紹介します。(連絡ノートの説明はこちらから⇒ハルの笑顔はヒマワリの花【ブログ説明】)
お買い物でのエピソード
買い物へ行ったとき、お菓子売り場を通ると、大きな声を出してカートから降りようとしました。
↑こんなマーブルチョコレートが欲しかったようで、カゴに入れるとおとなしくなりました。カゴに入れると買ってもらえるとわかっているようです。お店から出て、車の中で早速食べていたのですが、私が手を出して「ちょうだい」と言うと、窓の外を向いて聞こえないフリ(?)をされました。何度か言ってみましたが、その度にそっぽを向かれました。
療育園に入園するまでは、こちらが何を言っても反応もほとんどなかったような状態だったのが、そっぽを向かれましたが、私が言っていることがわかっているので
「ハルちゃん、ママにも分けてよ~」
とニヤニヤしながら言っていました。
まだまだお話ができるようになることは想像できなかったけど、何1つ伝わらなかった時は、ちょっとしたコミュニケーションもとることも想像ができなかったので、いつかはお話ができるようになるんじゃないかなって、希望を持つことができました。
もしかしたら、お話なんてできるようにならないかもしれない。でも、望みだけは持っていたいなと思っていました。
マーブルチョコを〇〇に入れると危険?!
このマーブルチョコ・・・後日談がありまして・・・。
この時かはわからないのですが、ハルが車のエアコンの吹き出し口にマーブルチョコを入れてしまったんです。
えっ、ハルちゃん何してるんよ!!
とどうにかして取り出そうとしても、無理でした。そのうちマーブルチョコが入っていることも忘れてしまっていました。
そして、約2年後・・・ハルが亡くなった後です。
車のエンジンをかけて、エアコンも付けると・・・
シューーー!!!シューーーーーーー!!!!
何かがエアコンの吹き出し口から吹き出して来た!!!
えっ、何これ!!めっちゃ出てくるやん!!!
いったい何が出ているのかがわからなかったのですが、コントみたいな光景に1人で爆笑してしまいました。でも、この吹き出してきた物質は「何?何???」を考えていると、
あーーーーーーーっ!!!
と思い出しました。犯人はハルちゃんでした。