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自閉症の息子が生きた5年間の軌跡

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

君は、いじめてもいけないし、いじめられてもいけない

子どもの命を守るためにできること

自閉症の息子の5年間の軌跡に来ていただきありがとうございます。ハルママです。

このブログの説明はこちらから→ハルの笑顔はヒマワリの花【ブログ説明】

随分、ブログの更新をサボっていました。

サボるというか、長男が夏休み中で、ブログの更新をする余裕がありませんでした。

ようやく夏休みも終わり、ブログの更新も再開しようと思います!!

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夏休みの終わりにお昼の情報番組を観ていたら、青森に住む中学生がいじめを苦に自殺をした問題を取り上げていました。そして、昨日、9月1日が自殺の特異日だということを知りました。

夏休みが開けて、「また、こんな毎日が始まるのか・・・」と思ってしまうそうです。

その番組では、「学校を休んでもいいんだよ」「転校してもいいんだよ」と声を掛けてあげたらいいと紹介されていました。

でも、あるお笑い芸人さんが、

「いじめられた子が学校を休まないといけなかったり、転校したりして、いじめた方が同じ学校に通い続けることができるのは、おかしいですよね」

といった趣旨の発言をされていました。

そのお笑い芸人さんは、どこか飄々としていて、上っ面だけな気がしていたのですが、この時は、目を潤ませて発言されていたのが印象的でした。

確かにそうですよね・・・被害者が小さくなって、加害者は普段と変わりなく生活ができるのはおかしいですよね。

そして、昔なら学校は学校、家庭は家庭で切り離すことができていたけど、いまはLINEとかで学校の外でも繋がっているので、切り離すことができないのも、いじめられている子にとっては辛いことですよね。

そして、精神科の先生は、「中学生でLINEをするのは難しい」と発言されていました。

「中学生だと、相手の家庭の事情・・・食事の時間だとか・・・相手の立場に立って考えることが難しい」

「家での様子にも注意してあげて欲しい。テレビを観て笑ったり、漫画を読んで笑ったりしてるのは、悩みがないのではない。子どもは、悩みがあっても、面白いことがあったら笑うんです。だから、慎重に子どもを見てあげて欲しい」

って話していました。

いじめてもいけないし、いじめられてもいけない

番組内では「夏休み前に学校でいじめに関するアンケートが実施されている」と紹介されていました。一緒に観ていた息子も

「僕らもいじめに関するアンケートやったで」

と話していました。

ここからは、友人の話になります。

友人の息子さんの学校では、4年生の3学期にいじめが起きたそうです。とてもおとなしい、そしてふくよかな、女の子がターゲットになったそうです。クラスの半分くらいの人数が、たった1人の女の子にたいして、悪口を言い、その女の子は教室に入ることができなくなり、保健室登校をするようになりました。

担任の先生(男性)は、その女の子と向き合って、お話をされたそうです。そして、悪口を言ってくる子達の中で、どの子の言葉がきつかったかを聞いたそうです。そこで名前が挙がってきたのが、3人の男の子。その中の1人が、私の友人の息子さん(A君)だったのです。

 担任の先生は、3人の男の子と個別で面談し、「きちんとこの話を学年末の個人懇談の時までにお母さんに話しておくこと」と言われていたそうです。

そして、3学期末の個人懇談の日。

「お母さん、息子さんからお話は聞いていますか?」

と聞かれたそうです。

何も聞いていないお母さんは、頭の中に「???」が浮かんでいたそうです。その様子を見て、担任の先生はA君の方を向き

「話していないの?」

とA君に聞きました。

そこから、担任の先生からいじめがあったこと、そしてそのいじめにA君が関わっていて、しかも中心人物であったことを聞きました。

お母さんは、本当に驚いたそうです。その場で、A君に対して「あんた、何やってんの!!!」と怒鳴ってしまいそうでしたが、担任の先生の手前、堪えたそうです。

担任の先生は、小学校の頃、いじめられていて、小学校4年生頃から不登校になってしまったそうです。そのまま地元の中学に進学すると、また同じ生活だからと、一生懸命勉強して中学校受験をしたそうです。その経験を話してくださったそうです。

その先生が言った言葉にお母さんは感動したそうです。

「A君、先生の話わかってくれたよね?君は、人をいじめてはいけない。そして、君はいじめられてもいけない

と言われたそうです。

「いじめをしてはいけない」

と言うのは、当然の話ですよね。

でも、「いじめられてもいけない」というのは私も初めて聞きました。実際、辛い思いをしてきた先生だから言える言葉は重かったそうです。

なかなかね、こんな風に子ども達と向き合ってくれる先生っていないと思うんですよね。息子の担任の先生も親身になってくれますが、そんな先生ばかりじゃないですよね。親が見えない学校での様子を全て知ることは不可能ですよね。だからこそ子どもの些細な変化を見逃さないような親になりたいなと思っています。