ハルの笑顔はヒマワリの花

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

息子ハルの5年間の様子を紹介しています
気になるカテゴリーの画像をクリックしてくださいね

自閉症という診断が下ってから半年、2度目の大学病院受診へ

f:id:harukunmama:20190406053927j:plain


自閉症の息子が生きた5年間の軌跡に来ていただきありがとうございます。ハルママです。ブログ説明はこちらから→ハルの笑顔はヒマワリの花【ブログ説明】

 家に来た先生に拒否反応を示すハル

ハルは、親子教室に通っていた2歳半頃に大学病院を受診し、自閉症と診断されました。 それから半年。

療育園に通い始めてすぐの頃、 2回目の受診の時期が近づいていました。

  ハルの通っていた療育園では、発達の専門病院を受診する際、希望すれば園での様子を書いた情報提供書を作成してくれます。

 私も情報提供書を希望していたのですが、何らかの手違いでハルのカバンに入っていませんでした。

 そのことを園に連絡すると、情報提供書を届けに先生が家まで来てくださいました。

 ハルを抱っこして玄関まで行ったのですが、先生の顔を見るなり、やはりしかめっ面をし拒否反応。

 家の中に入りたがりました。

 園に連れて行かれると思ったのかもしれないですね。

 でも、しっかり先生の顔は覚えているのだなと少し感心しました。

2回目の大学病院受診の内容は?

 そして、2回目の大学病院受診。

 病院に行くこと自体は、特に嫌がることはありませんでした。

 病院という認識があるのかはわかりませんが・・・。

 予約と言っても、なかなかの待ち時間。

 小児科の辺りをウロウロしながら時間を潰しました。

 呼ばれて診察室へ・・・と思ったら、まずは診察室の外でどのような行動をとるかを観察されました。

 小児科にはいくつかの診察室があり、各診察室のドアの上に書かれている数字を見て回

まわる。

 ストレッチャーを見つけて触ってみる

 他の診察室のドアを開けてみようとする

 こんな感じでした。

 そして、診察室での診察。

 今回の診察は、4月からの進路についての確認と療育園に通えなかった時の方針の確認のためだったので、療育園に通うことができるようになったことを伝えると、

 よかったね~

 と言ってくださいました。

 朝、私と離れる時の様子、帰りのバスで私の顔が見えたときに笑顔になることなどを伝えました。 

先生からの情報提供書も読んでくださり、

 ペースに乗ってきているので、このまま様子を見ましょう

 と言われました。

 次回は、半年後の予定。

 ハルが自閉症と診断されてからの半年は、目まぐるしいものでした。

 療育手帳や特別児童扶養手当の申請や、療育園に入園するための面接など・・・そして、親子教室を卒業し療育園に入園。

 親子教室に通い始めた頃は、こんなふうになるとは思ってもいませんでした。

 でも、きっとハルにとってこれが最良の道だと思い、進んでいました。

 とにかく、毎日必死に生きていました。

未熟な私を育ててくれたのは、きっと息子たちです。