ハルの笑顔はヒマワリの花

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

息子ハルの5年間の様子を紹介しています
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電車でお出かけしたことありますか?パニックの不安と乗り物【自閉症児育児】

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自閉症の息子が生きた5年間の軌跡にお越しいただきありがとうございます。ハルママです。ブログ説明はこちらから→ハルの笑顔はヒマワリの花【ブログ説明】

みなさんは、お子さんを連れて電車に乗ることはありますか?

 

周りに気を遣うから電車に乗れない

障がいを抱えていないお子さんならあまり気にすることはないかもしれませんが・・・いや、今は気を遣うかもしれないですね・・・

子どもが電車内で泣いたりすると、周りの視線が冷たくて

「うるさいな」

 と言われてるような気持ちになることもあるかもしれないですね。

ハルのような発達障害を抱えたお子さんの中には、パニックを起こしてしまうこともあると思います。

パニックになると、大声で泣き、暴れ、落ち着くのにかなり時間がかかります。外出先でも、家でも大変なんですよね。

外出先でパニックになると、人目も気になるし、外出を控え気味になったりもします。 

ハルはパニックを起こすことはなかったのと、小さい頃から電車に乗せていたので、あまり抵抗がないのですが、同じ親子教室や療育園に通っていたお母さんに

 電車で出かけたの

 と話すと驚かれました。 ハルがガサガサと動き回る子であることをみんな知っていたのもありますが、

 電車に乗せる勇気がない

 と言うお母さんもいました。 確かに、

電車の中でパニックを起こしたら 周りに迷惑がかかるのでは・・・

 と考えたら、1歩を踏み出す勇気が出ませんよね。それと、住んでいたのが電車より車の方が便利な地域だったので、余計かもしれませんね。

特急列車の中を2時間ウロウロし続けた

そんなハルとの電車でのお出かけの話。 

と言っても、15分くらい乗るだけですが・・・。

 ハルは、電車の中ではキョロキョロと窓の外の景色を眺めていました。この頃は、割とおとなしく座ってくれていたのですが、1歳3ヶ月くらいに電車で三重県に行った時は大変でした。特急に2時間ほど乗ったのですが、ずっと車内をウロウロ。 電車の先頭から後尾まで、ずっと往復し続けました。

 これは、目的地に着くまでに疲れました。

 ここから1年半くらいで、電車の中でウロウロすることはなく、座っていることができるようになりました。もちろん、比較的混雑していない時間を選んでいます。

 15分くらいなら、特に心配はないのですが、2時間くらい乗るときは、お菓子は必須。

 一度、隣に座っていた小学生のお兄ちゃんが食べているお菓子を横取りしようとして、ヒヤヒヤしました。

なんだかんだで、2時間近くは、暴れることもなくのることができるようにはなっていました。 少し座ってくれるだけで、体力的にも精神的にも楽ですよね。