療育園でのお絵描きと雨降り散歩【自閉症児保育】
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療育園での様子(4歳2か月)
8月25日木曜日
描画をしてから雨降り散歩に行きました。最近の絵は色を試すように書くことが多かったのですが今日は小さなぐるぐるをいくつも書いていました。雨降り散歩はレインコートを着て行きました途中暑くなってきたようで脱いでしまったので傘を渡すと、両手でしっかりと持って上手にさしていました。
自閉症児ハルの描画
ハルのお兄ちゃんが4歳くらいの時は、いろいろな話をしながら、絵を描いていました。丸の中の中に手や線を描いて顔を描いたりもしていました。しはし、ハルは言葉も出ていません。そして、絵を描くのも「形のあるもの」を描いているわけではなく、なぐり描きやグルグルと小さな丸を描いたりしていました。1歳半くらいの子がよく描くような絵です。
この時、親が焦って、形のあるものを描かせようとするのではなく自由に描かせてあげることが大事だと先生から教わりました。この時期は、自分がこの目の前の画用紙の景色を変えたんだ!と満足し、共感して欲しい時期。だから、大人は「すごいね!」「上手に描けたね!」と共感してあげると言いそうです。
そして、殴り描きをたくさんした子は、絵を描くのが好きになってくれるそうです。
雨降り散歩
幼稚園や保育園でも保育時間中にお散歩をする施設もあると思います。ハルのお兄ちゃんの幼稚園はお散歩はしませんでしたが、近所の保育園の子どもたちが先生と一緒に外を歩いているのをよく見ます。ハルが通っていた療育園では、「毎日お散歩してるんじゃない?」ってくらいお散歩をします。
そして、普通は、雨が降っていたら中止にするとことを小雨なら「雨降り散歩」をします。レインコートを着て。
ハルはレインコートを着るのは嫌がりませんでしたが、この時は8月。暑かったのでしょう。レインコートを脱いでしましました。ハルは水に濡れることは嫌がらなかったので、傘を渡されても、持たずにお散歩するのかと思いきや、先生から渡された傘を上手にさしていたようです。レインコートは暑くて嫌だけど、雨が降っているから傘を差さないとということが理解できていたのがうれしかったです。