療育園に通い始めて1ヶ月半、自閉症の息子の成長
当ブログは、ハルが通っていた療育園と家庭を繋ぐ連絡ノートを見ながら書いています。 療育園の連絡ノートの説明はこちらです→ハルの笑顔はヒマワリの花【ブログ説明】
ハルが亡くなって7年が経とうとしています。7年前の日々を事細かく覚えているわけもないので、この連絡ノートは本当に宝物です。
みなさんも、お忙しいとは思いますが、スケジュール帳に一言でもお子さんの様子を書いてみてはいかがでしょうか。 何も良いことばかり書かなくてもいいのです。
すごく困ったこと(これが多いかもしれませんが・・・)、腹が立ったこと、辛かったこと。
後で見ると、 この時は、こんな悩みがあったんだな。この時に比べたら、今はだいぶ見やすくなったな
と思えるかもしれません。療育園の園長先生は
一年前に困っていたことは、今はすっかり忘れている
とおっしゃっていました。 その代わり、今は今で悩みは多いと思いますが、少しずつでも成長するお子さんを見守っていくことができたらいいですよね。
通園バスも泣かずに乗れるよ
ハルが2歳11ヶ月、療育園に通い始めて1ヶ月半がたったころの話。
今日は、長男の登園時間が遅かったので、一緒にバス停までハルを送りに行きました。 長男は、泣かずにバスに乗るハルの姿を見て 「ハルちゃん、泣かんとバス乗れるんやな!」 と驚いていました。
きっと、長男は、泣きながらバスに乗るハルを想像していたのでしょうね。 長男とハルの関係は、良くも悪くもありませんでした。
なぜなら、ハルが他人と関わろうとしないためふたりは交わることもほどんどなく、つまり喧嘩もしませんでした。
遊び方も違うので、物の取り合いはしない。
喧嘩になると大変なので、世話がないといえば、良いのですが・・・せっかく兄弟なのだから、一緒に遊んだり、喧嘩もして欲しかった。
失敗しても何度もチャレンジするのは成長の証
海の生き物の形をした木のパズルを立てて並べていたのですが、 薄いので、並べている間に手が当たって、ドミノ倒しになってしまい、 怒っていました。 しかし、失敗しながらも頑張ってやり遂げようとしていました。 手を叩いて褒めてあげると、いい笑顔をしていました。
ハルは、いろんな物を並べるのが好きでした。 この時は、木のパズル。
結構、慎重に並べていたのですが、手が当たってしまい、ドミノ倒しになってしまいました。
ここで、諦めずに再チャレンジすることが発達的にも良いことだそうです。
そして、成功した時に、「共感」してあげることが大切ですよね。
この時は、褒めてくれて嬉しそうにしていましたが、「褒めて欲しいよ」とお母さんのの顔を見たりすると、これはさらに発達している証拠です。