ハルの笑顔はヒマワリの花

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

息子ハルの5年間の様子を紹介しています
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公園で泣き暴れられた時の親の心境とは?

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ハルが通っていた療育園では、療育園と家庭をつなぐ連絡ノートがありました。連絡ノートの説明はこちら →ハルの笑顔はヒマワリの花【ブログ説明】

年少さん(3歳児)くらいだと、保育園や幼稚園で起きたことを家でいろいろと話してくれると思います。しかし、私の息子のハルは自閉症と診断されており、言葉もほとんどでていませんでした。

 今回は、ハルが3歳になりたての頃の療育園での遊びの様子を紹介します。

 

  2010年6月17日(木) 

 園庭では、ホースのシャワーで水遊びをしました。 今日のお散歩は、たいようハウス(※1)からハスキー犬(※2)まで行きました。 溝の端を歩くので、ドキドキしましたが、上手に歩いていました。  水が流れている様子が面白いようです。

 ※1 たいようハウス・・・保護者会が使うプレハブ

 ※2 ハスキー犬・・・ハスキー犬を買っているお家(散歩コースの1つ)

 療育園での水遊びとお散歩

ハルが通っていた療育園では、暑くなってくると水遊びをさせてくれました。

 水遊びが大好きなハルは、きっと喜んでいたでしょう。

 お散歩コースはいくつもあります。

 短いコースから、年長さんの後半に行くコースはとても長いコースになっています。

 この日は、ハスキー犬がいるお家までのお散歩だったようですね。

 他に、うこっけいを飼っているお家の前を通る「うこっけいコース」などもあるのですが、この頃のハルは、動物に興味を示すことはなかったので、素通りしていたのだと思います。

 溝の端を歩くのは、ドキドキしますよね。

 でも、抜群のバランスで落ちずに上手に歩いていたのでしょう。

 2010年6月18日(金)

 マットで作った山を越え、滑り台を何度も滑りました。 滑り台の反対から登ろうとするので、何度も止められ、怒って泣いていました。 しかし、しばらくすると諦めて、階段の方へ回って行きました。 そして、また笑顔で滑っていました。

 この日は雨だったみたいで 園庭遊びではなく、室内遊びだったようですね。

 登園後、晴れの日は園庭に、雨の日は室内遊びになります。

 

 ハルは、滑り台が大好きで、公園に行っても何度も滑っていました。

 この日もそうだったみたいですね。

 しかも、何度も滑っていると、反対側から登りたくなってくるんですよね。

 それを止めると泣いて怒り出すのですが、園では、切り替えができていたようで良かったです。

公園で泣き暴れられたときは母も泣きたい

 こんな日ばかりじゃなく、公園では収拾がつかないくらい泣き暴れることもありました。

そんな時は・・・周りの目もあり、そこに居ることが苦しくなって、帰っていました。

もちろん、まだまだ遊びたいハルは泣き暴れていますが、抱き抱えて帰りました。

発達障害についてを理解してもらえない場所で遊ぶのは辛いですよね。

ご機嫌で遊んでいる時は、天使のような笑顔なのですが、機嫌が悪くなると大きな声で泣き暴れ、まるで悪魔のよう。

おそらく「うちもそうだ」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

5歳くらいまでの間って、本当に大変だと思うんです。

でもね、療育園で一緒だったお友達に今会うと、とっても落ち着いているんです。

えっ?あの時お母さんの髪の毛を引っ張っていた〇〇君??

と、驚くくらいにお兄ちゃん、お姉ちゃんになっています。

今のお子さんに対する悩みは何ですか?

是非、手帳などに書き留めておいてください。

療育園の園長先生が言っていました。

お母さん、前にこんなこと悩んでたけど、どうなった?

と聞いたら、

えっ?何やったかな・・・?

と、あんなにも悩んでいたこととを1年後には忘れていることが多いらしいです。

その分、新たな悩みは生まれているのでしょうけどもね。

毎日毎日、頑張っているお母さんたち、頑張りすぎないでくださいね。