ハルの笑顔はヒマワリの花

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

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弟が亡くなっていなければ、兄も違ったのかも【自閉症児育児】

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ハルの笑顔はヒマワリの花に来ていただきありがとうございます。

 ハルママです。

 ハルが亡くなって7年経ちました。今回は、4年程前のハルのお兄ちゃんのエピソードを紹介します。

  ハルのお兄ちゃんが小学校4年生の頃、私の従妹の子どもと遊ぶ機会がありました。当時、従妹には、2歳8ヶ月の男の子と4月に生まれたばかりの女の子がいました。

 ハルの兄(4年生)は、2歳のお兄ちゃんと遊んでいたのですが・・・

 4年生なのに、2歳児相手におもちゃを譲れない場面があり・・・

 レゴブロックで結構な大作を作っていたので、壊されたくなかったというのもあるのでしょうが・・・。

 そんな時、「ハルが今もいたら、違ったんだろうな・・・」と感じます。

 ひとりっ子生活も3年が経つので、独り占めできるのが当たり前になってるのかな?と感じた瞬間でした。 

 

 お兄ちゃんは弟におもちゃを譲ってあげないといけない?

ハルが生きていた頃も、おもちゃの取り合いはありました。

  お兄ちゃんが遊んでいるおもちゃで遊びたくて、 ずっとお兄ちゃんを追い掛け回していました。 結局、貸してもらえず、大泣きしてしまいました。 仲良く遊ぶ日が来たらいいな・・・。

 この時、ハルは3歳1ヶ月、兄は4歳10ヶ月(年中)。

 お兄ちゃんは、貸すことはできないし、ハルは貸してほしいし・・・。

 こういう光景が日常茶飯事でした。

 明らかにどちらかが悪い時は、悪い方を叱るのですが、

 この場合、「貸せない」お兄ちゃんに「ハルに貸してあげて」と言うべきなのかを悩みました。

 こうなると、どうしてもお兄ちゃんの方が我慢することが多くなりますよね。

 そうなっても可愛そうだなと思ったのです。

 できれば、ハルが泣き暴れないように、おもちゃを貸してあげて欲しいのが本音ですが・・・。

 結局、 お兄ちゃんに全てを我慢させるのは良くないだろうと思い、このような光景の時は、あえて何も言いませんでした。

 お兄ちゃんも成長してきたら、ハルに譲ることもできてくるだろうし、少し見守ることにしていました。

 そうすると、いつの間にか自然と譲ることができるようになっていました。

 さすがに、自分が作っているレゴブロックの家を壊されそうになると、

 お兄ちゃんは容赦なく「ハル触ったらあかん!」と言っていました。

 どうしても聞き分けの良い方を叱って、我慢させてしまいがちですが、

 「きょうだい」の気持ちも考えてあげることが大切ですよね。

 ハルがよく遊んでいたレゴ ブロック

小さい方のレゴブロックは、どうしても口に入れてしまうので、 ハルはレゴデュプロで遊んでいました。 

 

 ごっこ遊びができるお子さんなら、より楽しめると思います。こちらはブロックだけではなく、動物なども入っているので、 初めは、興味を示さなかったり、上手に組み立てられなかったりするかもしれませんが、 周りの人が一緒に手伝ってあげたら、きっと上手にできるようになります。

ハルはよく、同じ形のブロックばかりを積み上げて、満足げに眺めていました。

そして、お兄ちゃんが作っている家に、勝手に人形を置いて怒られていました。

レゴブロックって、昔からあって、今でも人気がありますよね。

それだけ、優秀なおもちゃなんですよね。 汚れてもためらうことなくザブザブと洗うことができますし、 色が落ちたりもしないですよね。

しかも、パーツが破損したら、無料で交換してくれるのが魅力的!(在庫がない時は交換できません)詳細は→LEGO コンシューマーサービス