個人用の災害時持ち出し袋を準備している保育施設はどれくらいあるのかな?
ハルが通っていた療育園の長期休みは、夏休み1週間、冬休み1週間、春休みは2週間くらいでした。夏休み、冬休みは、幼稚園とか学校に比べると短いですよね。
このたった1週間でも、「長いな~」なんて言っていました。
親子教室に通っていたころは、毎日一緒にいたのに、 慣れというのは恐ろしくて、9時から15時まで療育園に預けている生活をしていると、 1週間家にいるだけでも大変に思えてくるんですよね。
夏休みが短いのも、毎日療育を受けることを大切に考えてくださっているからなのです。
療育園の夏休みが1週間程だから、就学したときの1ヶ月半の夏休みが大変だという方もたくさんいます。デイザービス等を上手に利用して、乗り切っている保護者の方も多いのではないでしょうか。
ハルが通っていた療育園では、春休み、夏休み、冬休み前には大荷物を持って帰ってこなくてはいけません。 今回は、長期休みに入る前に持ち帰るものを紹介したいと思います。
チャイルドシート
通園バスに乗せているチャイルドシートです。入園説明会の時に紹介してくれたチャイルドシートが軽くて、即購入しました。同じものを探したのですが、販売中止になったのか、見つかりませんでした。 下の画像のの商品が近いかな。
持ち帰り、洗える部分は洗って、新学期に持っていきます。
災害時持ち出し袋
地震などの災害時に備えての各自で用意し、療育園に保管しておいてくれます。
・衣服
・靴(外靴・室内用の靴)
・レインコート
・タオル
・オムツ
・ペットボトルの飲み物
・食料(本人が食べることができるもの、お菓子なども可)など
細かく書き出すと、もっといろいろ入れてます。
服や靴は家にある分でいいのですが、購入しないといけないものもあったので、おすすめの商品を紹介しておきます。
アルファ米
尾西食品さんのアルファ米は、国産のうるち米だけを使用。
スプーンが付いているので、災害時・登山時、様々なシーンで食べることができます。 出来上がりの量はおにぎり(約100g)2.5個分くらい。
ハルは、白米とふりかけを入れていました。
ふりかけ
お菓子はチップスター
入園説明会の時に、災害時持ち出し袋の説明を先輩お母さんがしてくださったのですが、その時に、チップスターが他のお菓子より賞味期限が長いことを教えてもらいまいs多。 保存用のお菓子もあると思うのですが、やはり普段から食べ馴れている方が良いかと思ってチップスターを入れていました。
飲み物(水・お茶・ジュースなど)
発達障害のお子さんの中には、食べられるもの飲むことができるものが限られていることもありますよね。お子さんが飲むことができるものを入れておきます。
災害時持ち出し袋を持って帰ってチェックすることは?
災害時持ち出し袋を休みに入るときに持って帰り、食料品の賞味期限のチェックや服のサイズを確認します。 服に関しては、いざ着ようとした時に、 夏なのにトレーナーしか入っていない、冬なのに半そでしか入っていないといったことにならないように、季節を考えて入れ換えます。
ハルが通っていた療育園は、地震で津波が起きても、園までは来ることはないような山手に立っていました。
そして、保育中に地震が起きても地域の公民館等には避難せず、療育園で待機しているという方針がありました。
そして保護者が自力でお迎えに行くことができるまで待機しておくことになっていたので、療育園での備蓄に加えて、各自の災害時持ち出し袋を用意しておくのです。
通園バスに乗っている時に災害が起きた時どうする?
登園中、降園中に災害が起きた場合のマニュアルもありました。
地震が起きた場合は、安全な場所まで逃げて待機してくれ、保護者が自力でお迎えにいく。
といった内容なのですが、実際、東日本大震災のような地震が起きたとき、 保護者も自力でバスが待機している場所まで行くことができるのかは不安でした。
それに関しても、先生方は、東日本大震災を経験された療育園のお話を聞いたりして、
アドバイスをしてもらっていると聞いていたので、 これからもどんどん改善していくことでしょう。
長男の通っていた幼稚園では、こういった災害時持ち出し袋を用意したことはありませんでした。 幼稚園で十分、備蓄してくれているかの情報もありませんでした。
各学年100人の園児が在籍している割と大きな幼稚園だったので、保護者会の役員さんは把握しているのかもしれませんが、役員でもない保護者にまでは知らされていないのかもしれないですね。
保護者はもっと積極的に聞かないといけないですよね。
みなさんのお子さんが通っている保育施設や学校は、どんな対策をしているかをご存知でしょうか?
ご存じなければ、是非質問してみてくださいね。