ハルの笑顔はヒマワリの花

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

息子ハルの5年間の様子を紹介しています
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何事も強制したってできないよ。「やりたい」気持ちが大切

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 「みんなで遠足の時の絵を描きましょう!」

「はーい」

 とはいかないのが療育園。発達に遅れが軽度の場合は、言葉も出ていて言葉によるコミュニケーションをとることができるお子さんもいますが、私の息子のハルは言葉が出ていなかったので難しかったです。
今回は、療育園での描画のエピソードを紹介します。これまでに紹介した描画に関する記事はこちら。

 

 

クレパスをコロコロ

園庭では、赤い三輪車を押して坂を滑らせたりして遊びました。 描画では、マジックを出していたのですが、マジックはケースに入れておきたいようで、描きませんでした。 クレパスを出すと、転がしたりしながら、少し描きました。 園一周のお散歩は、たいようハウス(保護者会で使っているプレハブ)の方の 出口を出て、少しだけ上の方に行きました。 新鮮だったようで、キョロキョロ見ていました。

 

決して強制はしない療育園

絵はこんな感じ。

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 確かにクレパスを転がしてますね。

 こんな感じで、気が乗るときは描いて、 気が乗らないときは何も描かないハル。

 描くことを強制させられることもなく、 自由にさせてくれていました。

 それでも、「やりたくないことは、やらなくてもいい」ではなく、 「やりたいな」と思えるように導いてくれるんですよね。

 それも、先生達だけの力ではなく、一緒に過ごしているお友達の姿を見て、自分もやりたいなという気持ちを育てるのも大切なんですよね。