ハルの笑顔はヒマワリの花

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

息子ハルの5年間の様子を紹介しています
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自閉症児を叱る時の4つの注意点とは?

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子どもがやってはいけないことをした時、どのように叱りますか?何度も同じことを繰り返されると、ついつい声を荒げてしまいませんか?私はそうでした。

今回は、子どもの叱り方について。

私の息子は自閉症でしたので、自閉症の子どもに対する叱り方になるかもしれませんが、基本的には障害のあるなしに関係ないと思うので、参考にしていただけたらいいかと思います。

当ブログの説明はこちらから→ハルの笑顔はヒマワリの花【ブログ説明】

 

 2010年10月30日(土) 3歳4ヶ月 家での様子

 食べたいお菓子ではなく、バナナを渡したら、 バナナを投げたので、少し離れた位置からではあったのですが、 「食べ物を投げたらダメ!!」 とキツイ口調で言ったら、叱られているのがわかったのか、少ししょんぼりした表情に。
「バナナをテーブルの上に置いて」と言って渡したら、 投げることなく、テーブルに置きに行きました。  また怒って投げるかと思ったので驚きました。

自閉症の子を叱る時の注意点

3歳4ヶ月当時、 ハルは、まだ少しの単語しか出ていませんでした。

 しかも、こちらが言っていることなど、ほとんど理解できていないと思っていました。

 だからといって、悪いことをした時に叱らないわけにはいきませんよね。

 この時は、少し離れた位置だったのと、私も「食べ物を投げたらダメ!」と言葉の方が先に出てしまいましたが、普段は、ハルの目を見て叱るようにしていました。

 それでも、叱られていることがわからず、笑っていたりするので、いつも「どうしたらいいのか?」と悩んでいました。

 療育園の先生に相談すると、 

きちんと目を見て叱ることを続けてみてください

と言われていました。

 口調にしても、大きな声を出すと興奮したりパニックを起こしたりする可能性があるので、落ち着いた声で静かに注意をするように心がけていました。

 大きな声で怒鳴ったりすると、その声に反応してしまって、恐怖を感じてパニックになることもあるそうです。

 落ち着いた声の方が伝わる 

そして、自閉症の子供は、「〇〇してはダメ」をいう注意のされ方では、理解できないことが多く、「走ってはダメ!」ではなく、「椅子に座りましょう」といった具体的な指示をしてあげる方が理解しやすい。

 そして、きちんとできたら、褒めてあげる。

これらを根気よく続けていくことが大切だと教わりました。

根気よく続けるといっても、私たち親にしても見通し(いつになったらできるか)がないと、なかなか気持ちもついていかないのが現実ではないでしょうか。

大変なこともたくさんありますが、子供の将来のために気長に見ていかないといけないな・・・と思っていました。

まとめ

  1. 目を見て伝えることを続ける
  2. 大きな声で怒鳴るとパニックを起こしてしまう可能性があるので、落ち着いた声で静かに注意する
  3. 「〇〇してはダメ」ではなく、具体的に「椅子に座ろうね」と言ってあげる。
  4. きちんとできたら、褒めてあげる

これらを根気よく続けることが大切。