父親が中心となって運営されている「父親の会」って何をするの?【自閉症児育児】
今日は、保護者会についてです。
幼稚園にしても小学校にしても、保護者会といえば、お母さんが中心になっているところが多いと思います。
ハルの通っていた療育園でも、親の会=母親の会ではないのですが、母親が中心に運営されていました。
でも、障害を抱えている子供を育てるにあたって、お父さんも協力して欲しいですよね。
ハルの通っていた療育園では、「父親の会」がありました。今回は、療育園の連絡ノートを元に父親の会についてを紹介していきます。(療育園の連絡ノートの説明は→ハルの笑顔はヒマワリの花【ブログ説明】 )
父親の会の行事に参加
父親の会でバーベキューをするために〇〇公園に行きました。 ハルは、よく遊び、よく食べ、大満足のようでした。 帰りの車の中では、よく眠っていました。
父親の会は、主にお父さん同士の親睦を深める会で、 飲み会などが企画されます。
飲み会って遊びに行ってるだけやん!
と思われるかもしれませんが、結構真面目な話をしているみたいですよ。
そして、父親だけの飲み会だけではなく、家族みんなが参加できる行事も企画してくれました。 それが、先に紹介したバーベキューです。
主にお父さん達が準備してくれるんので、お母さんたちは、ちょっと楽ができます。
焼きそばや豚汁も作ってくれるのもお父さん達。
家族みんなが参加できるので、きょうだい同士も交流できる機会でもあります。
お兄ちゃんは、ハルの園で出会ったお友達と遊ぶのが楽しみで、今でも楽しみにしています。
この父親の会は、園の保護者会とは違い、在園児のお父さんだけでなく、卒園児のお父さんも参加できます。
だから、小学校や中学校に通っているお子さんがいるお父さんからの話も聞くこともできるのです。
支援学校ってどんなところ?
地域の学校の支援級ってどんな感じ?
〇〇に困っているんだけど、どのように対処したのか?
など、同じように療育園に通っている月齢の近いお子さんの保護者同士では解決できないことも聞いてもらえますよね。
こんな機会って、なかなかないのではないでしょうか。
お父さんたちは、この父親の会を本当に大切に守ってくれています。
自分の子供だけでなく、障害を抱えている子供たちのことを思って、お父さん達も頑張ってくれています。
素敵なお父さんたちですよね。
園庭の整備にもお父さんたちが登場
以前、ハルが通っていた療育園では、年3度(1度につき5回程度)の草引きがあると書きましたが、療育園が休園である土曜日にも草引きの日が組まれています。
その時は、お仕事がお休みのお父さん達は、草引きやテントを張ったりといったお母さんたちだけではできない力仕事をしてくれたりします。
みんな子供たちのためですよね。
子供たちを取り巻く環境が少しでも良くなるように、みんなで支えていくことができればいいですよね。
父親の会を存続するのは難しい
療育園の保護者会の役員は、会長、副会長、会計、書記など毎年必ず選出されると思います。しかし、今回紹介した父親の会は、療育園の保護者会とは別なので、必ず存在するものではありません。
では、どのような時に父親の会が生まれるのか?それは、熱い気持ちを持ったお父さんが集まった時です。
子ども達、お母さん達、兄弟姉妹たちのために、父親の立場から何かできないか?
そんな風に考え行動してくれるお父さんたちがいたとき、父親の会が生まれます。
父親の会を存続するのは難しく、必ずしも在園児のお父さんの中で「父親の会に参加したい」と思ってくれる方がいるわけではなく、存続が難しい場合もあります。