自分で何でもできるから、コミュニケーション能力がつきにくい【自閉症児育児】
私の息子のハルは、2歳半で自閉症と診断されていました。言葉はほとんど出ていませんでした。こちらが言っていることもなかなか理解できなかったので、コミュニケーションを取るのが難しかったです。
今回は、ハルが3歳半の頃の家での様子を療育園の連絡ノートを元に紹介します。(連絡ノートの説明はこちらから⇒ハルの笑顔はヒマワリの花【ブログ説明】)
オムツはゴミ箱、脱いだ服は洗濯機へ
洗濯かごに入っている洗濯物を洗濯機に移していると、洗濯機を回して欲しそうにしていましたが、執着することはありませんでした。
自分が着替える時、全て脱いで、オムツはゴミ箱に、服は洗濯機に入れていました。 ハルは、数字が好きで、この頃のハルは、洗濯機を回している時に出る数字に興味津々でした。
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言葉は出ていないが周りをよく見ている
この時も、洗濯機を回して欲しかったようですが、諦めることができました。
そして、自分が着替える時にオムツはゴミ箱へ服は洗濯機へと・・・。 ハルは、本当に私たちの行動をよく見ている子でした。 周りをよく見ている点は、2歳離れたお兄ちゃんよりも優れていました。 どこに何があるかもしっかりと把握していました。
家庭訪問に来てくださった療育園の先生も感心されるほどでした。
一方、こうやって物がある場所を把握しているので、
「誰かに頼らなくても欲しい物を取ることができるので、コミュニケーション能力がつきにくい」
とも大学病院の主治医にも言われました。
なるほど、そうだよね。
それはわかっていてもどうやってアプローチしていくかは難しいですよね。