ハルの笑顔はヒマワリの花

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

息子ハルの5年間の様子を紹介しています
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絵本の読み聞かせをしたいのにさせてくれない【自閉症児育児】

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自閉症の息子が生きた5年間の軌跡にお越しいただきありがとうございます。ハルママです。ブログの説明はこちらから→ハルの笑顔はヒマワリの花【ブログ説明】


子どもに絵本の読み聞かせをするメリット

 子どもには、絵本の読み聞かせが良いって言われますが、どんな効果があるのでしょう。

絵本を読み聞かせするメリット

・コミュニケーションが深まって、親子の絆も強くなる

・集中力がつく

・想像力・知的好奇心が育つ

・語彙が増える

様々な効果があるので、 ハルにも読み聞かせをしてあげたかったのですが、ハルはさせてくれませんでした。今回は、自閉症っ子のハルが3歳7ヶ月の頃のエピソードを紹介します。

絵本の読み聞かせをさせてくれない!! 

ぐりとぐらを声を出しながら読んでいたので、横から読んであげたのですが、逃げられました。
材料をまぜるページの時「ぐるぐる」と言っているのがなんとなくわかりました。
あと、読み始める時は、自分で手を叩いてから読みすすめています。 

 

【なかがわ りえこ 福音館書店】

自閉症のハルはしゃべることができるようになるのか?

 療育園と家庭をつなぐ連絡ノートには、「声を出しながら読んでいた」

 と書いていますが・・・ ちゃんと読むことができているわけではありません。

 ハルは、この時はほとんど言葉は出ていませんでした。

ですから、「多分、読んでるんだろうな」とわかる程度の発語です。

「ぐるぐる」を「ぐーぐー」って感じで声を出していました。

先生がいつも読んでくれているので、 それを真似していたのでしょうね。絵本に興味を示さなかったことから比べたら、すごく成長しています。

 でも、私が横から読むのは、嫌みたいで、逃げられてしまいます。ちょっと寂しいかったです。

 療育園での発達相談の時、 

言葉はでますか?

 と聞いたことがあります。

 先生は、「出る」とも「出ない」とも言ってはくださいませんでしたが・・・ 

何がきっかけで出るかはわからない

 と言ってくださいました。

 以前にも書きましたが、ぞうくんのさんぽ(こどものとも絵本) の

 「どっぼーん!!」

 と言えるようになったのがきっかけで、言葉が出た子もいるそうです。

 ハルも、ぐりとぐらの「ぐるぐる」というのは、言ってる感じだったので、出るようになればいいな・・・と思っていました。

 きっと、今はいろんな言葉を貯めている時期なんだろうな・・・そういう風に思うようにしていました。   

【なかの ひろたか なかの まさたか 福音館書店】