ハルの笑顔はヒマワリの花

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

息子ハルの5年間の様子を紹介しています
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【おすすめ絵本】ぽんちんぱん 言葉の響きが面白くて子どもにも人気【自閉症児育児】

ぽんちんぱん (0.1.2.えほん)

自閉症の息子が生きた5年間の軌跡にお越しいただきありがとうございます。ハルママです。ハルは2歳10ヶ月から療育園(児童発達支援センター)に通い始めました。今回は、 療育園に通い始めて9ヶ月が過ぎ他頃の、ハルの様子(3歳7ヶ月頃)を紹介します。
この頃、ハルも少しずつ言葉が出て来ました。

 と言えたら、良いのですが・・・現実は、そう簡単ではありませんでした。 

 絵本を読むことが好きになってきた

 ぽんちんぱんの絵本を元気に声を出して「ぱんぱん!」と読んでいました。 
外では、水遊びをしたくてぐずっていましたが、気持ちを切り替えて、自転車に乗ったりしていました。
 自転車には、お兄ちゃんも乗りたかったようで、奪い合いをしていましたが、負けてしまい、少しの時間だけ後ろに乗せてもらいました。

 絵本に関しては、少しずつ声を出して読むようになってきていました。

ぽんちんぱんという絵本は、「ぱんぱん 食パン ぽんちんぱん」と意味のない言葉ではあるのですが、言葉の響きがとても面白く、子ども達に人気があるそうです。

 ハルも大きな声を出して 

「ぱんぱん  ローパン(ロールパンのことです) ぽんちんぱん!」

 と読んでいました。

 親子教室に通っていた頃(1歳10カ月~2歳9カ月)は、発語も少なかったのですが、療育園に通い始めてからは、意味のある言葉は出ていなくても、大きな声を出すようになっていました。

我慢させないといけない時は我慢させる

 そしてハルは、水が好きでした。 

親子教室時代も療育園に通っている時も、水で遊ぶとなったら、1番に遊んでいました。

 でも、真冬に水遊びは、勘弁してほしいですよね・・・。 

ぐずってしまうからと水遊びを許してしまうと、次回からもさせてもらえると思うだろうから、ここは心を鬼にして、水遊びはさせませんでした。 

やはり、自分がやりたいことをさせてもらえないので、泣き暴れるのですが、そのうち自分で気持ちを切り替えることができるようになってきました。

 泣かれるのは大変だから、与えてしまった方が、自分も楽なのですが、「我慢すること」も教えてあげないといけないと思い、我慢させる時は我慢させていました。 

ただ、いつまでも泣き暴れる時は、私も心が折れそうになるのですが・・・それでも、ハルのために・・・とこちらも譲りませんでした。 

ハルが大好きな絵本