ハルの笑顔はヒマワリの花

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

息子ハルの5年間の様子を紹介しています
気になるカテゴリーの画像をクリックしてくださいね

亡くなって4年が経ったけど、みんなあなたのことを忘れていないからね【自閉症だった息子へ】

https://cdn.user.blog.st-hatena.com/default_entry_og_image/113890265/1514186473232505

数日前、自分の声で目が覚めた。

「イヤー!!!!!」

と叫んでいた。ハルが亡くなった時期になると毎年同じ夢を見る。火葬場の炉にハルが入っている棺桶が入っていく夢。ハルが亡くなって4年。あの時の光景は、忘れることはできない。

 今年もハルのお友達のお母さんたちがお墓参りにきてくれた。みんな小学生になって、お母さんたちもお仕事を始めていたり、最近、出産された方もいるから、1年目の時よりは人数は減ってるが、みんなの想いは十分伝わってくる。

ハルのおにいちゃんとの会話

ハルの命日が近づいてきた先週のはじめ

「もう、4年なんやね」

「生きていたら3年生なんやね」

とボソリ。

ハルが亡くなった時、長男は小学1年生。

小学校に入学して2ヶ月が経とうとしていた頃。

どんなにショックだっただろう。

どんなに悲しかっただろう。

どんなに寂しかっただろう。

ハルは自閉症を抱えていたので、兄弟で一緒に遊ぶことは難しかった。しかし、5年もの間一緒に暮らしていた弟がいなくなってしまったのだから、彼の心には大きな傷がついてしまっただろう。

彼の傷は、どれだけ癒えたのだろう。

私の傷は、まだ癒えそうにない。 

もうすぐハルの誕生日

6月に入るとすぐにハルの誕生日がやってくる。ハルが好きなイチゴが乗ったケーキを食べながら、思い出話をすることにしよう。

忘れることなどないとは思うが、ハルとの思い出が薄れてしまわないように。

笑いながら話せるかな。

いや、涙を流しながらでもいい。

どんな話であっても、たくさんの話をしてハルの9歳のお誕生日をお祝いしよう。

そして、次の日から再び、ハルが生きることができなかった分まで一生懸命生きよう。