ハルの笑顔はヒマワリの花

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

息子ハルの5年間の様子を紹介しています
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ふり遊び・ごっこ遊びが苦手な自閉症児に親がしてあげられること【発達障害児育児】

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自閉症の息子の5年間の軌跡に来ていただきありがとうございます。ハルママです。

このブログの説明はこちらから→ハルの笑顔はヒマワリの花【ブログ説明】

自閉症児は、ふり遊びが出現しにくいと言われています。

 ふり遊びとは、「まるで〇〇のように」ある物を他の物に例えることや、存在しないものをまるで存在しているかのように例えることなどです。

言葉にしたら難しいので、ハルの様子を例に挙げますね。

  

ハル3歳10ヶ月の頃の様子

はらぺこあおむしを読んでもらうのが大好きで、絵本の中の果物を1つずつ「パクパク」と食べる真似をしています。ようやく家でも絵本を楽しめるようになってきました。

 ふり遊びは発達において、とても大切なこと

 絵本の中の果物は食べることはできないけど、食べるふりをしていますよね。

 これが「ふり遊び」ですね。

 

 砂場でケーキを作って、食べるふりをするとかもそうですね。 本当は砂だけど、ケーキに見立てているんですよね。

 このふり遊びって発達においても大切なんですよね。実際は目の前にないものをイメージする力や社会性、言語能力を高めていきます。これは子どもが成長するためには、とても重要な力と言えます。

ハルが通っていた療育園でも、自然とふり遊びを取り入れてくれていました。

ハルが、はらぺこあおむしの絵本の果物を食べるふりをするのも、療育園の先生が見せてくれたりしているんですよね。

園庭でも、バケツに砂を入れて、ケーキを作り枝をロウソクに見立てたりして、見立て遊び、ふり遊びが自然と身につくような遊びをしてくれていました

そして、砂で作ったケーキを売って、お店やさんごっこをしたりと、ふり遊び→見立て遊び→ごっこ遊びを異年齢が一緒に遊んでいる園庭でも無理なくできるようにしてくれていました。

 家でもお子さんと一緒にふり遊びをしてあげるといいですよね。

「〇〇、おいしいね!」「〇〇をちょうだい」とか声掛けをすることによって、遊びの幅も広がります。

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