ハルの笑顔はヒマワリの花

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

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自分でパジャマのボタンを留めようとするようになったのはお友達の影響【発達障害児育児】

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自閉症の息子が生きた5年間の軌跡にお越しいただきありがとうございます。。ハルママです。ブログ説明はこちらから→ハルの笑顔はヒマワリの花【ブログ説明】
ハルには2歳離れたお兄ちゃんがいて、お兄ちゃんの様子をよく見ているので、「やってみたい」という憧れの気持ちを抱くことが多かったように思います。

 今回は、そんな憧れの気持ちからできるようになったことについて書きたいと思います。  

お着替えに興味を持つようになったのはお友達の影響

 2011年5月12日(木)3歳11ヶ月

 パジャマに着替える時、自分でボタンを留めようと頑張っていました。2つほど手伝ってあげると、最後の1つは自分で留めることができました。入園するまでは、着替えることさえ興味がなかったので、嬉しいです。

 

療育園に入園した頃は、着替えることに興味がなかったのが、入園して1年が経った頃にボタンを留めることができるようになりました。

 自閉症を抱えた子どもに生活習慣を身につけさせるのは、大変なことですよね。

 ハルの場合は、コミュニケーションが取りづらい上、着替えに興味がなかったので、この子は着替えることができるようになるのだろうか・・・

と心配したものです。

 しかし療育園に通い始めてから、周りのお友達の影響もあり、着替えることに興味を持ち始めました。

 といっても、自ら着替えようとするのではなく、服を渡すと袖を通すといった感じです。 
自分で袖を通したり、ズボンに足を入れたりするだけでも、成長したなと感じていました。 着替えは、手順がいろいろとあるので、手順を細かく分けて、途中までは親が手伝ってあげて、最後は自分でさせるといいですよね。

 1つの手順ができるようになったら、少しずつ親が手伝う量を減らしていくといいですよね。
 何事もじっくりと時間を掛けてあげると、確実に獲得していくと思います。
 ボタンについては、私は特に教えていません。
ハルが家族やお友達がやっているのを見て覚えたようです。 
ハルは手先が器用だったので、割と早くにボタンを留めることができるようになりました。  

お着替えに関するおすすめの本

ハルの場合は、療育園のお友達の影響がすごく大きいのですが、絵本の読み聞かせがきっかけで、着替えることができるようになる子もいるので、絵本を2冊紹介しておきます。

どうすればいいのかな?  

こちらな、長男に何度も読んであげた絵本です。

登場するクマが間違ってパンツを「着たり」シャツを「履いたり」しています絵本です。クマが間違った着方をしているのが面白いようで、いつも笑っていました。クマが間違う度に「どうすればいいのんかな」という問いかけがあり、「そうそうパンツは履くもの」と正しい着方をして登場します。

絵本を読んだあと、「〇〇君はパンツを履けるかな?」なんてやってみたら、履けるようになるかもしれませんね。

 

はけたよはけたよ 

友人のお子さんが、この絵本の読み聞かせをして、自分で服を着るようになったと聞いたので、紹介させていただきます。

2歳を過ぎた頃に、この本の読み聞かせを始めたそうです。

読み聞かせを始めて1週間が経った頃、お子さんに変化が!!これまで自ら服を着ようという意欲がなかったそうですが、絵本に刺激されたのか、自らズボンを履こうとしていたそうです。最初から上手には履くことはできませんでしたが、試行錯誤しながら、毎日チャレンジしていたそうです。