ハルの笑顔はヒマワリの花

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

息子ハルの5年間の様子を紹介しています
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自閉症児に言葉を教えるにはどうしたらいいか?【発達障害児育児】

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当ブログにお越しいただきありがとうございます。ハルママです。当ブログは、自閉症の息子の5年間の軌跡を綴っています。

私は、ハルに絵本を見せて、 

これはイヌ、これはネコ

 といった風に言葉を教えたことはありませんでした。

 お兄ちゃんのときはやっていたと思います。

 なぜ、ハルの時はしなかったのか? 

自閉症だし言ってもわからないから? 

いいえ、違います。 

親子教室の先生の教えがあったからです。

 絵本は言葉を教えるものではない

 絵本を読んでいると、「これは何?」とか聞きたくなりませんか?

でも、それをしてしまうと、せっかくの絵本が台無しになってしまうんですよね。

 絵本って、作者さんが子どもたちが楽しめるようなお話の流れを考えて書いたものです。それを話の流れを途切れさせると、絵本の良さが半減してしまします。

 もちろん子どもの方から「ママ~、これ何?」と聞いてきたら、答えてあげたら良いと思いますが、絵本の内容に集中したい子どもの気持ちを無視して、言葉を教えてはいけませんよね。

  親子教室の先生から、こんな話を聞いたとき、「なるほど」と思い、ハルの時は絵本で言葉を教えるということはやっていません。

 その代わり、日常的にハルによく声を掛けていました。

 大きなイヌだね~

 今日はいい天気だね

 と話しかけていました。

 ハルは何も答えてはくれないので、大きな独り言のようになっていましたが、きっと伝わっていると思っていました。

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 2011年5月23日(月) 

療育園から

うこっけいへ散歩に行きました。

うこっけいのところへ来ると、フェンスの隙間からじっと見たり、手をパチパチ合わせて♪コロコロたまごの♪コケコになっちゃった をしていました。

 

おうちより

「うこっけい」が「コケコ」と繋がっていることに驚きました。

コロコロたまご の手遊びをするときは、絵を見ながら手遊びをするわけではないのに、うこっけい=ニワトリ=コケコというのが理解できているとは思いませんでした。

 

  2011年5月25日(水) 

3歳11ヶ月 スーパーに買い物に行ったとき、牛乳をカゴに入れると「ニュウニュウ」と言っていました。

子どもは知らないうちに成長している

子どもって、時に大人の想像を超えることをしませんか? ハルはよく想像を超えることをしてくれたのですが・・・
 手遊びの中のコケコがニワトリのことだとわかっていることが不思議でした。 手遊びをする時も、「コケコはニワトリのことだよ~」なんて説明しません。
ただ、声掛けは繰り返していました。
この声掛けをすると気のポイントは2つあります。

point

・早口にならないこと

・聞き取ることができるように、はっきりと発音すること

  これに注意して、お子さんに声を掛けてあげてくださいね。 実践してすぐに結果は出ませんが・・・少しずつ単語が増えてきました。 心配する気持ち、焦る気持ち、様々な感情が入り混じって、結果をすぐに求めてしまいがちですが、気長に見守ってあげることも大切ですよね。