ハルの笑顔はヒマワリの花

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

息子ハルの5年間の様子を紹介しています
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息子を亡くした今、育児日記(連絡ノート)を振り返って救われる

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自閉症の息子の5年間の軌跡~ハルの笑顔はヒマワリの花~にきていただきありがとうございます。ハルママです。
私は、元々ズボラな人間で、療育園と家庭を結ぶ連絡ノートを書くのも面倒に思っていました。でも、ハルが亡くなった今では、もっとちゃんと書いておいたらよかったなと思っています。

 このブログの説明は下の記事からどうぞ。 

 

ある日のハルの療育園での様子(2011年5月26日)

今日は、うこっけいまで散歩に行きました。散歩では前にいる保育士の所まで走ったり、うこっけいの所ではうこっけいを見たりしていました。少ししんどいのか、よく地面に座ったりしていました。

 

早退後は元気に走り回っていました。食欲もあり元気にしています。

 

この日の朝は、泣きながら起きたのですが、機嫌が直り、体温も36.2℃だったので、いつものように登園させました。

 翌日(5月27日)の様子

体調

機嫌 良好

食欲 やや不良

体温 36.9℃

便 +

咳 +

小児科を受診しました。痰がからんでいたので、お薬をもらって帰りました。
お昼寝の時は咳は出ず、眠ることができ、少しずつ回復しているようです。
小児科へ行く途中で通園バスとすれ違いました。
その時、「あれ?」と振り返り、じっと見ていまいた。「あれに乗らなくていいの?」と思っていたのかも。 

2011年5月28日(土)の様子

体調

機嫌 良好

食欲 良好

体温 36.7℃

便 +

咳 +

まだ咳が出ているので、しんどかったのか、お昼ご飯後、すぐに眠ってしまいました。

 2011年5月29日(日)

体調

機嫌 良好

 食欲 良好

体温 36.1℃

便 -

お兄ちゃんにちょっかいを出して、怒られているのに、それを遊んでもらっていると思うのか笑っています。それを繰り返していると、お兄ちゃんも笑っているハルを見て笑っています。

この時期のハルの体調

朝は体調が良くても、登園後体調を崩すことってありますよね。

ハルが通っていた療育園では、37.2℃(だったかな)を越えると、自宅に連絡が来て、お迎えに来るように言われます。
それは、幼稚園だろうが保育園だろうが変わりないと思います。この時は、寝込むほどの症状ではなく、早退後は元気にしていました。ハルは、体力もあるので、少しくらいの風邪では寝込みませんでした。この時も、3日程で咳も収まっていました。小児科に行く途中で、通園バスとすれ違った時、「いつも僕が乗っているバスだ」と思ったのでしょうか。自分が乗っていないの不思議な感じがしたのでしょうね。

 育児日記って数年後にみるといいものです

療育園と家庭を繋ぐ連絡ノートには、園での出来事、家庭での出来事を書く以外に、1日の食事の内容・機嫌・食欲・体温・排便の有無などを書く欄があります。
療育園に通っている時は、毎日毎日連絡ノートを書くのが面倒でした。
でも、今になってみると「もっときちんと書いておいたらよかったな」とちょっと後悔しています。もっともっとハルのことを詳しく書いておいて、連絡ノート兼育児日記にしておいたら良かったなと思うからです。
お兄ちゃんの時は、3年間の育児日記を付けていました。(といっても、毎日書いていたのは1歳までですが・・・)本当に印象的なエピソードは記憶に残っているのですが、些細なことって記憶に残っていないんですよね。でも、育児日記を付けていると、「こんなこともあったな」と自分が忘れていることも思い出させてくれます。
「あの時しんどかったな」
「初めての育児で泣いてばっかりだったな」

その時は、すごく辛かったけど、子どもの成長を毎日見て、だんだん手がかからなくなってきたことで、育児の辛さが和らいでくると、辛かった時のことは忘れてたりしませんか。
子どもも成長しているけど、お父さんやお母さんも成長している証ですよね。
1日1行でも、1週間のまとめ日記でも良いと思います。
育児日記を付けてみませんか。