療育園の保育内容は?【製作・散歩・リズム遊び】
今回は、療育園ではどのようなことをしているかを紹介します。
ハルが通っていた療育園には、園と家庭を繋ぐ連絡ノートがあります。そこには、園での様子を個別に書いてくださるのですが、先生方の時間がない時は、まとめてお知らせしてくれます。連絡ノートについては⇒ハルの笑顔はヒマワリの花【ブログ説明】
父の日の製作ではさみを使うよ
3歳児
今日は、父の日製作をしました。はさみを使って紙をチョキチョキと切ったり、手でちぎったりしました。そのあとにのりを使って、丸の台紙に切った紙を貼ったり、上から紙をパラパラして楽しみました。どんなプレゼントになるか楽しみにしていてください。
4歳児
今日は、父の日製作をしました。絵の具をつけていろいろな形のスタンプをしました。それぞれ思い思いに画用紙にスタンプをし、お友達の作品を「すごいな」と覗き込んだり、出来上がりを見てニコニコしていました。どんなプレゼントになるか楽しみにしていてください。
5歳児
父の日のプレゼント作りをしました。小さい画用紙に絵を描き、それをハサミで切りました。今日は、描いたものや飾りをボンドで台紙に貼りました。綿棒や手でボンドを触るのが楽しいお友だちも多く、集中して取り組んでいました。個性豊かな作品が仕上がったので、楽しみにしてください。
リズム遊び・お散歩
3歳児・4歳児
今日は、3歳児・4歳児で合同のリズムをしました。保育士が見本を見せてから、全員で動きました。保育士の見本を見ている時は、じっと見て、いざ自分の出番になると元気いっぱい出てくる子どもたち!!「カメ」や「だんごむし」のリズムや大好きな「めだか」のリズムなどをしました。最後は友だちと手をつないで、「みんなともだち」をし、子どもたちは自分なりに模倣したりして楽しんでいました。
5歳児
今日は、どんぐり坂まで散歩に行きました。みんなで森の動物たちを探していると、たぬきさん、きつねさんに続いて、今度はリスさんからのお手紙を見つけました。リスさんのお手紙を読んでから、「たぬきさん、りすさんいるから」と坂の下から上まで行ったり来たりする子や、田んぼや川の水を見たりたくさん遊びました。
お散歩でトンボやオオカミの真似っこ
3歳児
今日は、葉っぱ流しのコースに散歩に行きました。勢いよく流れている水を見たり、葉っぱや石を流して様子を見たりしていました。途中で、上からツタが垂れ下がっていて皆で「よいしょよいしょ」と引っ張って遊びました。
4歳児
今日は、うこっけいさんに散歩に行きました。溝で葉っぱ流しや釣りをしたり、プレイルームから聞こえてくるピアノに合わせてトンボをして遊びました。高架下では、お友だちがオオカミになっておいかけっこをしたり、ちょうど電車が上を通ってびっくりする子もいました。
5歳児
よーいどん!からスタートし、リズムをたっぷりしました。2チームに分かれて、見せ合いっこをしたので、自分の番まで待ちきれない様子でした。腕や足を伸ばすことを伝えると、みんなそれぞれに表現していました・
お散歩コースはたくさん
ハルが通っていた療育園には、たくさんの散歩コースがあります。ここに書いただけで、「どんぐり坂」「葉っぱ流し」「うこっけい」と3つ出てきました。
どんぐり坂は、秋になるとどんぐりがたくさん落ちている坂のこと、葉っぱ流しは川の近く、うこっけいは近所のうこっけいを飼っているお家の近くの散歩コースのことです。
ただ歩くだけでなく、森の動物探しをしたり、途中でリスさんからのお手紙を見つけたり、川に葉っぱを流したり、釣りをしたり、上から垂れ下がっているツタをみんなで引っ張ったり、うこっけいを見たり・・・本当にたくさんの経験ができます。
ハルも年々少の初めの頃は、ただただ走っていただけのお散歩も、先生からの呼びかけや、お友だちの楽しそうな声に誘われて、立ち止まって見るようになりました。
真似っこやごっこ遊びも上手に
リズム遊びも3歳児さんではできなくても、5歳児さんにもなると、先生がやってくれる見本を見て、しっかり覚えて真似をしたり、みんなの前で発表したり、体を大きく動かして表現できるようになってきます。日々の積み重ねって、本当にすごいですよね。そして、絵本を思い出して、お散歩の時にオオカミになりきって、お友達を驚かせたりするようにもなります。自閉症を抱えている子は、「模倣」「ごっこ遊び」が苦手だと言われますが、毎日の積み重ねでできるようになるんですよね。
先生のこの報告だけでも、子どもたちが楽しそうに過ごしているのがわかるので、読むのが楽しみでした。