療育園での親子保育でクッキング(ホットケーキ)をしたよ
ハルが通っていた療育園では、月に数回、水曜日に親子保育がありました。親子保育の時は、普段は子どもだけで登園するところを保護者と一緒に登園します。療育園では、登園後、園庭で十分遊んでから、朝の集まりをし、活動(お散歩や描画、リズム遊び、クッキングなど)をします。それらの活動を親子一緒にするのです。今回は、ハルが4歳になったばかりの頃の親子保育のお話を療育園と家庭を繋ぐ連絡ノートを元に紹介したいと思います。連絡ノートの説明はこちらから⇒ハルの笑顔はヒマワリの花【ブログ説明】
自分が呼ばれていることがわかる
親子保育で、手遊びを当ててもらったとき、自分のことを呼ばれていることがわかっていることに成長を感じました。クッキングでのホットケーキ作りも、焼けるのをじっと見て、待つことができていました。家でも作りたいと思います。
園庭での自由遊び
登園後、朝の準備をしたら、園庭にGO!!園庭には、築山があったり、遊具や砂場があったり、
こんな家があったり、三輪車や自転車も乗ることができる広さもあるような園庭でした。そこで思い切り遊びます。砂場で遊んでいる子もいれば、自転車に乗っている子、おみせやさんごっこをしている子とみんなそれぞれやりたい遊びをしています。普段は、先生と子どもたちだけですが、親子保育の日は、お父さんやお母さんと一緒です。家では見せない表情を見せることもあるので、楽しかったです。(月に何回もあるのは大変だなっというのが本音ですが・・・)
朝のあつまり
自由遊びが終わったら、園舎に入り手を洗って、お茶を飲んで、朝のあつまりです。ハルの場合は、まだまだ園庭で遊びたくて、なかなか園舎に入ってくれませんでした。(これが大変でした。)
ハルちゃん、中に入ろうか?みんな入ったよ~
なんて誘っても、なかなか入ってくれませんでした。
なんとか園舎に入ると、朝の集まり。先生が絵本を読んでくれたり、手遊びをしたり、名前を呼んでくれ出席を取ったりします。
活動はその日によって違う
朝の集まりが終わったら、お散歩に出かける日もありますし、リズム遊びをする日もあります。この日の親子保育は、クッキングでした。自閉症を抱えている子って、多動だったり、危ないことがわからなかったりするので、家で一緒にクッキングをするのは難しいですよね。定型発達のお子さんの場合も、まだまだ小さいからと避けている場合もあるかもしれませんね。でも、クッキングは、小さなうちからでも楽しめます。ハルは療育園の前に親子教室に通っていたのですが、親子教室でもクッキングがありました。白玉団子を作ったり、ホットケーキを作ったりしました。
この日のメニューはホットケーキ
この日は、ホットケーキを作りました。先生から材料を配られて、生地を混ぜます。普段から、しろくまちゃんのほっとけーき、ぐりとぐら の絵本を読んでいるので、「ぐるぐる」と言いながら生地を混ぜたりしていました。
そして、ホットプレートのところにいる先生に生地を渡して焼いてもらいます。焼いてもらっている間も、「まだかな、まだかな」と待ちきれない様子で待っていました。
そして、焼きあがったら、みんなで手を合わせて「いただきます!!」と食べます。自分が作った分を食べ終わったら、おかわりもあり、ハルは何度もおかわりをしていました。
親子保育のいいところ
親子保育は、普段は見れない保育を見ることができるとても良い機会です。でも、結構しんどいです。疲れます。
お仕事をされているお母さんだと、お仕事を休んだり大変ですよね。どうしても休めないお母さんは、おばあちゃんが出席していたりしていました。
共働きが多くなってきている中で、平日の昼間に出席しないといけないのは大変ですね。
でも、実際の療育を見ていくことは、大切だと思います。
先生の絵本の読み方、手遊び、声掛けの仕方を見ていると、本当に勉強になりました。全てを家で実践できるわけではありませんが、子どもの発達のために、親も成長しないといけません。そのために、さまざまな勉強をしないといけませんよね。
障がいを抱えていると、苦労も多いです。大変なことも多くて、折れそうになってしまうこともよくあります。でも、ほんのわずかでも成長した時の喜びは、お兄ちゃんの同じ時期には味わえなかったことです。子どもにはいろんな可能性が眠っていると思うんです。その可能性を引き出せるのは、私たち親なんですよね。ハルはもういないけど、ハルの分、お兄ちゃんの可能性を広げてあげることができればいいなと思っています。