ハルの笑顔はヒマワリの花

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

息子ハルの5年間の様子を紹介しています
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4歳でようやく歌を歌えるようになった自閉症の息子

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私の息子のハルは自閉症を抱えていて、年々少から療育園に通っていました。当ブログでは、療育園と家庭を繋ぐ連絡ノートを元に療育園の様子や家での様子を紹介しています。(連絡ノートの説明はこちらから⇒ハルの笑顔はヒマワリの花【ブログ説明】 

 今回は、ハルが4歳になったばかりの頃の療育園でのお散歩の様子についてです。

ハルが4歳頃の療育園でのお散歩の様子

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今日は、お地蔵さんコースまで散歩に行きました。お地蔵さんに着くまでは、溝に葉っぱを流したりして遊んでいました。お地蔵さんのところに着くと、お地蔵さんが気になって、近くで見たり、触ったりしていました。

 

お地蔵さんを近くで見たことがないと思うので、珍しかったのかもしれないですね。最近、となりのトトロの「さんぽ」をよく歌っています。お散歩に行くときにお兄ちゃんが歌っていたので覚えたのかも。

歌も歌えるように

ハルが通っていた療育園には、本当にたくさんのお散歩コースがありました。
その中でもお地蔵さんのコースは、ちょっと薄暗いコース。
道の両側に木が鬱蒼と生えていて、夏でも影になっているから、少し涼しいくらい。
田舎ならではの散歩コースです。その途中に、お地蔵さんがあるのですが、ハルはそれに興味を持ったようですね。
家でのお散歩は、お兄ちゃんと3人で行くことも多かったです。
お兄ちゃんが「あるこーあるこー」ととなりのトトロの「さんぽ」をよく歌っているので、ハルも覚えたのでしょう。
はっきりとした発音で歌えているわけではないですが、リズムが同じなので、わかりました。
これまでは、「いぬのおまわりさん」の「ワンワンワワーン」という部分を歌っていました。少しずつ歌を歌うことにも興味を持ってくれて嬉しく感じていました。
 なかなか言葉が出ないハルでしたが、少しずつ言葉に(というより声を出すことに)興味を示すようになったのがこの頃だったかな。黙っているか泣いているかの極端な子でしたが、ゴニョゴニョと何かを言うようになっていました。
まだまだ、「会話ができるようになるかも!!」なんてことは思うことはできませんでしたが、少しだけ光が見えてきたような気がしていました。