大学病院ので自閉症の診断を受けて1年が経ちました【発達障害児育児】
自閉症の息子が生きた5年間の軌跡に来ていただきありがとうございます。
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今回は、息子のハルが自閉症と診断されてから1年が経った、3度目の大学病院を受診した時のお話を紹介します。
3度目の大学病院受診
2010年10月5日(火)3歳4ヶ月
当時、車の免許を持っていなかった私は、ハルとバスで大学病院まで行きました。 駅のバス停まで自転車で行く時に、歯医者さんへ行く道と同じ道だったので、 途中から大泣きし始めました。 違う道に入ると、泣き止みました。
2回しか歯医者さんに行っていないのに、よく覚えていたようです。
「この道は・・・あの嫌な場所では??」
と思ったのかもしれませんね。
バスでは、席に座り、じっと外を眺めていました。
だいたい25分位バスに乗るのですが、これくらいの時間だとじっと座っていてくれます。
こう書くと、「ハルくんは、おとなしい子なんだな」と思われるかもしれませんが、
バスや電車に乗ったことをママ友や先生に話すと、めちゃくちゃ驚かれます。
それくらい、じっとしていない子なんです。
でも、乗り物では、おとなしくしてくれるんです。
25分、バスに揺られて、大学病院に到着。
予約はしているのに、どうしてこんなに待ち時間があるの?
ってくらい大学病院とか大病院は、待ち時間が長くないですか?
待つことができない子がいるんだから、どうにかしてよ・・・
と思ってしまいます。
大学病院での待ち時間が長すぎて、だんだん嫌になってきていましたが、 身長計を見つけると、嬉しそうにしていました。
でも、身長計で遊び始めてしまったので離すと、機嫌が悪くなり、身長計に行き、引き離す・・・の繰り返しでした。
大学病院での診察内容は?
診察の内容は、療育園での様子、家での様子を聞かれました。
療育園に入園してから、周りが訓練(理学療法・作業療法・言語聴覚療法)をしているお子さんもいたので、聞いてみました。
訓練とかした方がいいのでしょうか・・・
療育園に通うのが、ハルくんにとって、訓練と同じだから必要ないよ
とあっさり。
先生は、女医さんなのですが、すごいサバサバしているんです。
「ちょっと怖い」というお母さんもいるくらい。
でも、私ははっきり言ってくれるので、信頼していました。
結局、ハルは訓練をしませんでした。
私は、その選択は正しかったと思っています。
私も医療従者なので、理学療法・作業療法・言語聴覚療法がどのようなものかは、少しはわかっているつもりです。
もし、大人が事故で怪我をして理学療法を受ける場合は、事故前の状態か近い状態に回復させることが目的となってくると思います。事故前よりも良い状態にすることを目標にはできませんよね。
でも、子供の訓練って、未知数だと思うんです。
どこまで伸びるかも誰もわかりません。
それを、他人の手によって目標を決められたくないな・・・と思ったというのも、訓練を受けないと決めた理由でもあります。
療育園にも機嫌よく通っているみたいなので、このまま様子をみましょう。
という感じで、診察は終わりました。