自閉症の息子が生きた5年間の軌跡

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

顎がパックリ!3針縫いました。【自閉症児育児】

f:id:harukunmama:20151225222329j:plain

療育園への入園が決まっていたハル。

療育園の入園説明会の直前(3月中旬)の話。

 

 だから危ないっていったじゃん!ってわかってないか。

高い場所が好きなハル。

棚に登っては飛び降りたりしていました。

 その日は、私が夕食の後洗い物をしている時、キッチンの流しの上に登っていました。

「ハル、危ないから降りなよ」

と注意していましたが、ハルはわかっていません。

 洗い物をしていた手を止め、ハルを下ろそうとした瞬間、足を滑らせてしまったのです。

 「あーーー!!」

 運動神経が良いハルは、頭を打つことなく着地したのですが、どうやら流し台で顎を打ったようで、血を流していました。 

 ハルはもちろん大泣き。

 傷を見ると、パックリ開いていたので、病院へ。

20時くらいだったので、急患を診てくれる総合病院へ。

大泣きの中、レントゲンを撮り、傷は3針縫うことに。

 レントゲンだけで押さえつけるのに大変だというのに、3針も縫うなんて・・・。

しかし、ここは先生にお任せしました。

 形成外科の先生が偶然いたので、顎の傷はほとんど残らないとのこと。

その総合病院は家からは少し遠いので、別の病院で消毒してもらうことに。

 塗ってもらい、ガーゼを貼ってもらったものの、理解できていないハルはガーゼを取ってしまうのではないかと、寝てる時も気になって仕方ありませんでした。

 数日消毒に通い、抜糸の日。

 

 また暴れるのか・・・と思いながら先生に診てもらうと、

 「何針縫ってっもらった?」

 と聞かれました。

 「3針ですけど」

 「1つしか残ってないなぁ」

 「それって、自分で抜いたって事ですか?」

 「そういうことやな」

 なんと、ハルは自分で抜糸をしてしまっていたのです。

それでも、きれいに治っていたのでよかったですが、自分で抜いてしまうって・・・。

 結局、療育園の説明会の時にも顎に絆創膏を張っているハルを見て、

 「どうしたんですか?」

 と先生にも聞かれました。

 理由を話すと、「えっ!大変だったんですね!」と驚かれました。