言葉が出ていない子は、全てを理解できないわけではない【自閉症児育児】
自閉症の息子が生きた5年間の軌跡にお越しいただきありがとうございます。ハルママです。 このブログでは、4年前に亡くなった私の息子であるハルの生きていた証を綴っています。ブログの説明はこちらから→ハルの笑顔はヒマワリの花【ブログ説明】
療育園に入園してからの園と家庭と繋ぐ連絡ノートを読み返していると、今、書いているあたり(年々少の3月)は、だいぶ人との関わりが増えてきています。
これも、療育園で先生たちがハルに向き合ってくれているおかげだと思います。
言葉が出ていないだけで、ちゃんと理解していることもある
最近のブームは、絵本を持ってきて私にタイトルを言わせて、床に並べることです。
いつまでもタイトルを言わないときは、私の口を触って「読め」と訴えてきます。
今日は、お兄位ちゃんにもしていました。 やはり、ハルが来てくれるのが嬉しいようです。
なぜ絵本を床に並べるのかは、よくわかりません。
ち なみに、わざと違うタイトルと言うと、私の顔をジッと見つめて、無言の圧力をかけてきます。
そして、ハルの目力に負けて、正しいタイトルを言ってしまいます。
取り調べを受けているみたいでした。
言葉では表現はできないので、どうしても理解していないように思ってしまうのですが、 ちゃんとタイトルを知っているんですよね。
ハルの頭の中はどんな感じになっているのかが不思議でした。
話すことができるなら、頭の中でも口に出さないだけで考えることができます。
でも、話すことができていない子の場合は・・・?
ただ、口にすることができないだけで、頭の中では私たちと同じように言葉にしているんだろうか?
それとも、感覚?
こんなことをどれだけ考えても答えはでませんね・・・。
とにかく、こちらから言葉で伝える時も、何度も何度も繰り返していれば、理解してくれるってことなんだろうな・・・。
そう思いました。
おすすめ絵本
ハルが通っていた療育園でよく読んでくれた本、ハルが好きだった本を紹介していきたいと思います。よかったら覗いてください。