ハルの笑顔はヒマワリの花

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

息子ハルの5年間の様子を紹介しています
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ハサミを使いたい自閉症っ子と使い方を教えたい母

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私の息子のハルは自閉症でした。2歳10ヶ月から療育園に通っていました。言葉も出ていなく、コミュニケーションを取るのがとても難しかったです。それでも、療育園に通い始めてから、少しずつ成長をしているハルを見るのは楽しかったです。

 ハルには2歳離れたお兄ちゃんがいるのですが、ハルはお兄ちゃんのことをよく見ていました。お兄ちゃんがお絵描きしているとマネをしたりしていまいた。

今回は、ハルが通っていた療育園の連絡ノートを元にハルの様子を紹介したいと思います。(連絡ノートについては→ハルの笑顔はヒマワリの花【ブログ説明】

 

ハサミを使いたい自閉症っ子のハル 

 お兄ちゃんが工作をして残った細長い紙を持って、  並べたり、折ったりしていました。 一緒にハサミも使いたそうだったので、使い方を見せたのですが、見ようとはしてくれませんでした。 自己流で使っていましたが、結局切れませんでした。

 

ハサミを使える時期にも個人差あり

これはハルが3歳半くらいのエピソードです。
道具の使い方を教えている時に、ちゃんと見てくれたら、いいのにな・・・ というのはよく思っていました。
 ハルは、手先が割と器用な方でした。(療育園の園長先生には、未だに言われます)

 だから、使い方をきちんと見てくれたら、使えるようになるかもしれないのにな・・・

 と思っていましたが、なかなか上手くいきませんよね。
 だからと言って、必死で教えることもしませんでした。必死で教えたとしても、見てくれないというのもありますが、 ハルの場合は、療育園を卒園したら、支援学校に進学する というのがなんとなく想像できていたので、できなくてもそんなに焦りはありませんでした。
 でも、地域の学校に通わせたいという親御さんにとっては、

道具を使えるようになっておいて欲しい

 と思われる方も多いと思います。

 でも、教えてもなかなか上手くいかない。  イライラしてくることもあると思います。 そんなときは、少し期間を開けてから練習してみるのも良いと思います。
 幼稚園の教頭先生がおっしゃっていました。  

子どもには、その子その子に応じた”時期”があります。周りの子ができるからと焦らず、気長に見てやってくださいね

これは、健常児だろうが、障がいを抱えていようが同じことです。 焦る気持ちもあるかもしれませんが、気長に付き合ってあげてくださいね。

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