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自閉症の息子が生きた5年間の軌跡

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

地震などの災害時、発達障害者(児)が避難所に入ることができるように

子どもの命を守るためにできること

やはり、熊本での地震でもこのようなことになっているようです。

headlines.yahoo.co.jp

内容は以下です。

発達障害者配慮なく=避難所入れず物資困窮―家族ら「無理解を痛感」・熊本地震

時事通信 4月26日(火)4時53分配信

 熊本地震では、自閉症など発達障害を持つ子供やその家族の多くが、トラブルを恐れて避難所に入れず、車や自宅での生活を強いられている。

 行列に長時間並べず、食料や水の配給すら受けられない人も。東日本大震災で同様の問題が多発したため、厚生労働省などは必要な対応をパンフレットにまとめたが、教訓が生かされたとは言い難い。

 被災による環境変化に対応できない発達障害の人は、共同生活になじめずパニックを起こしたり、大声を上げたりすることがある。制止や叱責が混乱を助長する場合もあり、周囲の理解と支援が必要だ。

 「『物資が欲しければ避難所に入ればいい』と門前払いされた。入れないから苦しんでいるのに」。発達障害の息子(15)がいる熊本市の岡田丈二さん(50)は悔しそうにつぶやいた。16日未明の本震でライフラインが止まったが、地震におびえ落ち着きをなくした息子を見ると、周囲への迷惑が不安で避難所に行けなかった。

 自宅の備蓄が底を尽き、助けを求めた避難所で掛けられたのは「一人一つ、平等なので欲しければ並んでください」という言葉。息子連れで長時間並ぶのは不可能で、手ぶらで自宅に戻った。

 同じ境遇の人から相談を受けた古木満雄さん(63)は、発達障害を持つ次男を施設に預けて支援に奔走。同市の支援センターに掛け合い、何とか回してもらった物資を障害者のいる家庭に配った。センターもそこで問題に気付き、ようやく21日に物資を受け取れない人向けの配給を始めた。

 「誰も避難できず、じっと我慢していた」と振り返る古木さん。避難所でパンフレットを見せて説明しても取り合ってもらえず、「普段以上に理解のなさを痛感した」と話した。

 「張り詰めた中で問題を起こせば地域に住めなくなる。避難所に入れない自分たちはどこにいけばいいのか」と話すのは、自閉症の娘を持つ益城町の玉作恵子さん(58)。過去の台風や防災訓練でも全く対応がなく、「高齢者らと同じ配慮の目を少しでも向けてほしい」と訴えた。 

 

 数日前、私はこのような記事を書きました。

haru-sun.hatenablog.com

 発達障害者(児)が災害時に避難所に行くことができなかったというのは、東日本大震災でも聞いていました。

ハルが通っていた療育園では、東日本大震災を経験した療育園の園長先生のお話を聞かせていただく機会も作ってくださいました。

保護者会では、毎年、県と市に対して、災害時の対応についての要望書も提出し、担当部署の方々との対話なども行っています。

それでも、実際、東日本大震災や熊本の地震のような大地震が起きて、避難しなくてはいけない状況になった時に、発達障害者(児)に対する配慮がきちんとなされるかどうかは、疑問が残っています。

 

 自治体は、所詮お役所仕事

自治体の関係部署(災害関連以外も)との話し合いの時に感じたのは、

「結局、この人たちってお役所仕事で、本気で発達障害児のことを考えてくれていないな」

「所詮、他人の子どもだから、どうでもいいってことだよね」

ってこと。

こっちだって大人だから、こんなことは口にはしない。

私たちが何か言っても、「予算が・・・」「財政難で・・・」で済まされる。

発達障害児を抱えたお子さんをお持ちの親御さんの中で、役所の対応に腹が立ったという経験も少なくはないと思います。

その対応は、災害が起きた時も同じなんですよね。

だから、自分たちでいろんなことを調べて、自分たちで動かなくてはいけない。

自分の子どもを守ってあげることができるのは、自分たちでしかいない。 

だから、災害時の対応だって、事前に調べておかなくてはいけない。

「このあたりは、地震は少ないから大丈夫でしょ」なんて思っていて、災害が起きた時に苦しむのは、自分の子どもたち。

その時に、国や自治体を責めても遅い。

受身ではなく、積極的に声をあげていかなくてはいけないから、私たちは療育園の保護者会として声をあげていました。

そして、福祉避難所ではなく、指定の避難所内に、特別な配慮が必要な人達が居ることができるスペースを確保する予定があることを知りました。

こんなことって、自治体が積極的に療育園や障がい者(児)が利用する施設にお知らせしてくれないんですよね。

もしかしたら、あなたが住んでいる地域でも、指定の避難所内に発達障害児(者)が居ることができるスペースがあるかもしれません。

一度、調べてみてください。

本当は、自治体が障害者(児)が利用する施設にお知らせしておかなくてはいけないんでしょうけどね・・・。

一人で問合わせても話を聞いてくれないことも多々あるので、療育園単位(私たちは市内3園合同で要望書を出しています)で、声をあげてみると良いかもしれませんね。

発達障害児を抱えたお子さんがいる家庭は、全体から見たら少数派ですから、

「自分たちは、こんなに困っていて、こんなに不安なんだ!!」を言わないと、自治体はわかってくれませんよね。 

haru-sun.hatenablog.com