自閉症の息子が生きた5年間の軌跡

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

自閉症のお子さんが歯磨きができるようになるための8つのポイント

自閉症の息子の5年間の軌跡に来ていただきありがとうございます。ハルママです。

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 2011年6月12日(日)

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最近、歯みがきが大好きで、私(母)が歯を磨いていると、寄ってきて一緒に歯をみがこうとしています。私が磨くのをじっと見て、真似をしています。

園より

いいことですね。なかなか上手に磨くのを教えることは難しいですから、この機会に上手な磨き方が身につくといいですね。

 

自閉症の特徴の1つに感覚が敏感であることが挙げられます。ハルのお友達にもいました。感触が過敏で、長袖を着ることができなかったり、水以外の飲み物を飲むことができなかったり・・・。このように感覚が過敏なお子さんの場合、口の中を触れられるのを嫌がり、歯磨きが難しいこともあると思います。

確かに感覚過敏だから歯磨きを嫌がる場合もあると思いますが、それ以外にも原因があるので、紹介していきます。

感覚過敏・・・口の中に歯ブラシを入れられることを極端に嫌がる。

じっとしているのが苦手・・・歯みがきする間、じっと待っていることができない。

歯磨きを怖がる・・・「歯磨きしないと、虫歯になるよ」などと言われると、怖くなってくる

こだわり・・・療育園や保育園では出来る場合。歯磨きの時間が違うと磨けない。

感覚過敏だけではなく、様々な原因があるので、お子さんによって違った対応をしないといけませんね。

 自閉症のお子さんに歯磨きをするための8つのポイント

ここからは、私がハルが通っていた歯医者さんに教えてもらった6つのポイントをお伝えします。

 1.やわらかめの歯ブラシを使う

感覚過敏のお子さんにとって、歯ブラシが歯や歯茎に触れることは、やすりでゴシゴシと擦られているのと同じくらい不快で痛いそうです。なるべく、柔らかい毛の歯ブラシを選ぶようにしましょう。

 2.ガーゼを巻いた指で拭いてあげる

歯ブラシを嫌がるなら、清潔なガーゼを巻きつけた指で、歯の表面を拭いてあげる。この時、指を噛まれないように気をつけてくださいね。そして、歯ブラシも自分で持って慣らしておくようにしましょう。

 3.定刻・定位置で

自閉症のお子さんの中には、予定が変更するとパニックを起こしてしまうこともありますよね。場所にも強いこだわりがある場合もありますよね。ですから、歯磨きの時間は決めて、場所も決めると良いでしょう。変更するときには、あらかじめつ伝えておいてあげてくださいね。、

 4.自宅と同じ歯ブラシ・コップを使う

物に強いこだわりがあるお子さんもいるので、環境が変わると歯磨きを嫌がってしまうこともありますよね。保育園や療育園では、歯磨きをするのに、自宅ではしない場合は、歯ブラシ・コップを自宅と保育園・療育園で同じにしておくと良いでしょう。できるだけ、環境を近づけてあげることで、できるようになるかもしれません。

 5.歯磨きに集中できるように

子どもなら、近くに興味があるおもちゃがあると、集中できなくなるのは当然のことでしょう。歯磨きをする時は、集中できなくなる物を取り除いてあげることが大切です。

 6.絵カードを使う

自閉症を抱えたお子さんの中には、聴覚よりも視覚が優位のお子さんもいると思います。そのようなお子さんの場合は、絵カードを使うのも1つの手段です。どのようにどうやって磨くのかを絵でわかりやすく伝えて上げることで、不安が軽減することができます。

 7.否定的な言葉は使わない

「歯を磨かないと虫歯ができる」「虫歯になるから、歯磨きをしないとダメ!」と否定的な言葉を嫌う子も多いと思います。否定的な言葉ではなく、肯定的な声掛けをしてあげてください。「今から歯を磨くよ」「歯磨きをしたら、虫歯ができないんだよ」と肯定的な表現がいいですね。

 8.親が一緒に歯磨きをする

これは、歯医者さんに教えてもらったことではありません。私の考えです。療育園に通い始めたハルは、周りのお友達に刺激され、たくさんのことができるようになりました。療育園の先生たちは、「歯磨きしようか」と軽く声掛けをするだけで、強制するようなことはしません。それなら、なぜ歯磨きができるようになるのか?それは、お友達の存在です。いつも一緒に遊んでいるお友達が歯磨きをしているから、「やってみよう」という気持ちになるのです。自宅だと、お父さんやお母さんが「歯を磨くよー、口を開けてー」と親が子どもの歯を磨くということが多いと思います。仕上げ磨きの場合はそれで良いと思いますが、仕上げ磨きの前に、お父さんやお母さんもお子さんと一緒に歯を磨いてみませんか?ハルのように興味を持ってくれたら、大きな口を開けて、磨いているのを見せてあげるのも良いと思います。子どもって、障がいがあるなしに関わらず、「憧れの気持ち」を持っています。その「憧れの気持ち」があることによって、「僕(私)もあんなことをしてみたいな」と気持ちが生まれます。そして、下手でも真似をすることが成長に繋がります。ですから、お父さんとお母さんも一緒に磨いてみてくださいね。

繰り返しできる、子供の虫歯をなんとかしたい!