砂の型抜きは上手にできるまで繰り返す!乳幼児検診で積み木をやる意味は?
私の息子の春は1歳10ヶ月から1年間親子教室に通い、2歳10ヶ月からは療育園でお世話になりました。親子教室に通っている間は、砂場にはあまり興味を示さなかったのですが、療育園に入園してからは、砂場でも遊ぶようになりました。
砂場遊びの中で好きだったのだ、型抜きでした。今回は、ハルが3歳になってすぐの療育園での様子と乳幼児検診の積み木の検査についてを家庭と園をつなぐ連絡ノートを元に紹介したいと思います。
砂場での型抜きは納得いくまで繰り返す
親子保育での外遊びの時、砂場で型抜きをしていました。 自分なりの合格点があるようで、形が欠けていたりすると、それを壊して作り直しているのが面白かったです。 帰りのあつまりのリズム遊びの時、 「とんぼのめがね」 のみんなと同じようにリズムで腕を広げているのを見て、感動しました。
砂場の話は・・・「陶芸家か!!」とツッコミを入れたくなりますね。型抜きに関しては、完璧を求めるようで、 少しでも砂が欠けていると、容赦なく壊していました。
そして、満足がいくまで何度も繰り返す。
乳幼児検診で積み木の検査があるけど何を見てる?
乳幼児検診の時に、積み木を積む様子をチェックされますよね。
これは、ただ積み木をたくさん積めるかどうかを見ているのではないのですよね。
●積み木を1個、2個、「もう1個積んでみよう!」という意欲があるかどうか
●積み木を3個以上積むには、「ゆっくり離す」など工夫しないといけませんよね。→器用さと集中力
「いくつ積めたか」はあくまでも、活動の結果であり、積む過程も大切なんです。
もし、積み木を積むことができなくても、
●活動の結果を大人と共感しようとするか?→「ママ~、失敗しちゃった」と母親の顔を見たりするか
●積み木が崩れてしまった時にどうするのか?→諦めてしまうのか?頑張って再チャレンジするのか?
これが大切なんですよね。
積み木を積むだけでなく大人と共感することも大切
積み木を積むことは、練習したらできるとお子さんもいると思いますが、 大人と共感したり、崩れた時にどうするかって、練習して身につくものではないですよね。
もし、お子さんができないことがあっても、大人に共感してもらおうとしていたり、再チャレンジしていたら、 ちゃんと成長しています。
どうしても、目に見える結果を求めてしましますが、その背景にある見えにくい部分も見てあげることができたらいいですよね。
昨日も書きましたが、ハルが通っていた療育園では、月1回の学習会でこのような発達の勉強もしました。(もちろん無料です)
学習会の後には必ず感想文を書かないといけなかったので、面倒だったのですが、とても勉強になりました。