療育園での野菜作りの必要性【自閉症児保育】
ハルが通っていた療育園では、野菜をたくさん植えていました。
幼児と一緒に野菜を植えることはとてもメリットがあると言われています。
1.野菜の好き嫌い解消
2.五感を使うことができるので発達が促される
3.自然に触れるので豊かな感性が育つ
4.子どもが食物に興味を持つ機会になる
5.野菜を育てることで、命を育てている実感を持つことができる
今回はハルが通っていた療育園での5歳児さんの野菜作りについてを紹介します。
今日お様子をお伝えします。
5歳児グループ
昨日、みんなに話していた野菜の苗植えをしました。
トマト、きゅうり、なす、おくら、ししとうから1つ選んでプランターに植えました。
みんな、保育士がしているのをじっと見ていました。
穴を少し掘って、苗を入れて、土のおふとんを掛けて・・・最後に自分のプレートを立てました。
お水をあげて、「大きくなあれ!」と願いを込めました。これからの成長が楽しみです。
自分で植えた野菜だと食べてくれるかも??
ハルは当時3歳児なので、この時野菜の苗植えはしていませんが、こうやって5歳児さんの活動についてもお知らせによって知ることができました。
5歳児さんの活動内容を見ていると、ハルがこんなことできるようになるのかな?
と不安になったりするのですが、先輩お母さんたちとお話する機会もたくさんあり、
入園してすぐの頃の様子をお聞きすると少し安心しました。
「そうか、〇〇君もハルと同じような感じだったけど、あんなにしっかりしてくるんだな」と思えるようになると、 先が見えなくて見通しが立ちにくい育児ですが少し気持ちが楽になるような気がしました。
自分で植えた野菜って、子供たちにとっても思い入れがあるようで、普段は野菜を食べない子が、自分たちが作った野菜は食べたという話も聞いたことがあります。
種や苗を植え、水やりをしていると、どんどん大きくなって実がつく。
そんな様子を体験できるのは良いことですよね。
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でも書いたことがあるのですが、「赤いトマトも熟す前の緑のトマトも、同じトマト」なのですよね。お店や本で見るだけではわからないですよね。こんな経験も大切ではないでしょうか。